[債務負担行為]厚生病院放射線治療装置（ライナック）整備／平成23年度当初予算（一般事業要求状況）／とりネット／鳥取県公式ホームページ

放射線治療装置（ライナック）を地域医療再生基金を活用して照射出力の高い機器に更新する。

○ライナック

高エネルギーの放射線をがん病巣に照射してがん細胞を破壊する装置

※現有機器：平成１4年３月導入、耐用年数６年

がん対策基本法が施行され、鳥取県がん対策基本計画においても「放射線療法、化学療法の推進に重点的に取り組む」ことが課題とされている。

県内のライナック整備状況は、東部３台、西部３台で、全て高圧装置であり、全ての部位での標準的な放射線療法が実施可能である。しかし、中部では厚生病院が唯一の放射線治療装置保有施設であるが、４ＭeＶの低圧装置である。
中部医療圏の地域がん診療連携拠点病院として集学的ながん治療を行うため、体内深部がんの部位に応じて出力の切り替えが可能な高圧ライナック装置が必要である。現有の放射線治療室には更新機器を設置することができないため、新たに建屋を整備する必要がある。
なお、今回の整備について地域医療再生計画において、厚生病院への配置が必要であると判断されたものである。

放射線治療装置（ライナック）の更新 ○医療機器：３５７，０００千円
（資本的支出・建設改良費・資産購入費）

（１）所要経費及び財源　　　　　　　　　（単位：千円）

※当該医療機器購入は医療政策上必要とされるものであるため、交付金の枠外で要求する。
（２）年度区分

[債務負担行為]厚生病院放射線治療装置（ライナック）整備