当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:林業費 目:林業振興費
事業名:

伐った木まるごと活用支援事業

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農林水産部 八頭農林局 林業振興課振興担当  

電話番号:0858-72-3830  E-mail:yazunourin@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
23年度予算要求額 750千円 0千円 750千円 0.0人 0.0人 0.0人
22年度当初予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:750千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

事業内容

事業概要

林内に放置された材などを森林所有者自らが搬出・販売することで経営意欲を高めるとともに、森林環境整備及び地域振興を促進する。

      ↓↓↓
    材を集積する事業体を支援して、流通を定着させる。

要求額ほか

事業量 1,500t

要求額  750千円
                                          単位:千円
事業名事業主体間接交付主体補助対象経費事業費要求額負担割合
伐った木まるごと活用事業八頭郡内で活動している林業関係者・NPO法人等の組織する団体 事業主体の、搬入された材の購入経費と販売価格との差額 (0)
4,500
(0)
750
町補助額の1/2を上限とする
ただし県及び町補助金を合わせた割合が差額の5/6以下となること
 

事業対象エリア

鳥取県八頭郡内(八頭総合事務所管内)

現状と背景


(1)不良木は林内に放置されたまま
間伐材搬出は進んでいるが、作業効率の低い小径木や幹曲がり木など(以下、林地残材という)は林内に放置されたままになっている。
・チップ原料向けなどの再生循環資源として生かされていない。
・現在の森林所有者の多くは販売経験がなく、所有林の材への関心度が低い。
・山崩れや水害が発生した際、林地残材が被害を大きくする危険性がある。

(2)チップ等の原料として不良木などの未利用材に注目
しかし、森林組合などの林業事業体は商業ベースに乗らない林地残材は搬出しない。
  ↓↓↓
採算ラインに固執しない個人なら材価が低くても小さな支援により搬出することが可能である。

(3)管内での新たな動きと当面の資金確保
 智頭町で、放置された間伐材を運んできた森林所有者に対し1トン当たり6,000円を地域通貨(スギ小判)で支払う「木の宿場」事業が実験的に試行された。しかし、集積した材の加工業者への売値は3,000円で差し引き3,000円の赤字が出ている。
   … 試行では、町補助金を差し引いた額を実施主体が負担。
  →本格運用に向け、支援団体が販売する木製品売上からの一部寄付などを計画中。

事業実施期間

平成23〜25年度(3年間)

事業の効果・必要性

本格運用に際し、軌道に乗るまでの助成が必要。

 ・通年運用になり、実施主体による差額負担は困難である。
 ・支援期間内に、木製品売上からの一部寄付などで自立に向けた体制作りが図れる。

(効果等)
流通が未確立な林地残材を活用する、しっかりした受け入れ先が確保できる。
  ↓↓↓
森林所有者が安心して継続搬出できる。
 ・「売る」実体験を積むことで森林所有者の経営意識が積
極的になり、搬出が継続かつ増大する。
 ・林内が一掃されるほか、未間伐森林の施業も進む。
↓↓↓
  森林所有者は量を出すことで一定の収益が得られ、貴重な現金収入源となる。

まずは、智頭町内の搬出販売の活動を支援して軌道に乗せ、管内さらには県内へ波及させ量確保へ繋げたい。



工程表との関連

関連する政策内容

県民と連携した森づくりの推進

関連する政策目標

地域の活性化と森林整備
(該当目標に直接的な記載はない)





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 750 0 0 0 0 0 0 0 750