事業費
要求額:1,094千円 (前年度予算額 959千円) 財源:単県
事業内容
1 事業概要
高齢化がすすみ、経営規模が小さい中山間地域の状況に対応するため、高齢者、小規模経営の農家でも取り組める軽量で単価の高い新品目の導入を進め、中山間地域の農業の活性化を図る。
2 事業の内容
(1)中山間地域農業再生会議
関係機関(町、農協、県、商工会、量販店、卸業者等)による振興方策の検討と新品目導入研修会の開催
事務局:県八頭総合事務所農林局
(2)新品目導入支援
軽量・高単価品目を少量・多品目栽培するための試作・展示を支援する。
(単位:千円)
事業区分 | 事業内容 | 事業主体 | 事業費 | 予算額 | 負担割合 |
中山間
地域農業
再生会議
| 関係機関(町、農協、県等)による振興方策、施策、推進体制の検討、提案、事業推進、
新品目導入研修会の開催 | 県 | (359)
494 | (359)
494
| 県10/10 |
新品目
導入支援 | 新たな品目の試作・展示を支援
【支援対象】
・種苗費
・肥料
・農薬
・資材費等
【実施箇所】
6ヵ所 | 農業者 | (1,200)
1,200 | (600)
600 | 県1/2
町1/2 |
計 | | | (1,559)
1,694 | (959)
1,094 | |
3 対象地域
若桜町、智頭町、八頭町
4 現状
○八頭総合事務所管内、特に若桜町、智頭町では、高齢化、小規模・零細農家が多く、農業生産意欲が低い。
→産地化が未形成
○栽培経験のない作物に対しては、技術的な不安があり、栽培の踏ん切りがつかない。
○一方、農協の農産物販売施設や道の駅の整備により販売体制は整備されており、安心して作れる環境にある。
また、道の駅等からも地元産の要望がある。
平成21年度地産地消販売額(JA鳥取いなば)
八頭町 2,828万円
若桜町 323万円
智頭町 221万円
○平成21年度に鳥取自動車道の鳥取県側開通
平成20年代前半、鳥取自動車道完成予定
平成23年6月に食のみやこ鳥取県販売拠点施設オープン予定
5 課題
○高齢者、零細農家が取り組みやすい軽量で高単価な品目を試作展示し、技術的な不安を取り除くことが必要。
6 事業実施期間
平成21年度〜23年度
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〈政策目標〉
八頭特産野菜育成事業実施地区 18地区
〈取組状況〉
・中山間地域農業再生会議で優良品目の導入推進や地域農業の活性化等について協議、検討を行った。また島根県JA雲南の産直事業や徳島県の夏イチゴ栽培、廃校を活用した農村体験宿泊施設などを視察。今後の活動に活かすこととしている。
・新品目導入支援では、農家向けのチラシを作成し、各町と連携して事業実施地区の掘り起こしを行った。
・平成21年度は行者ニンニク、山ノ芋、たらの芽など合計6品目の試作展示を行った。平成22年度は10月末現在で夏イチゴ、芽キャベツ、こんにゃくなど合計9品目の試作展示を行っている。
これまでの取組に対する評価
〈自己分析〉
・各町において新品目の導入に対し積極的な支援が行われるようになった。また、新たな品目に挑戦しようとする農家も徐々に増えつつある。
〈今後の取り組み〉
・今年度中に第2回中山間地域農業再生会議を開催し、今後の振興方策についての検討を行う。また、新品目導入と少量多品目栽培推進のための啓発活動として、12月に新品目導入研修会を開催する。
工程表との関連
関連する政策内容
地域特産野菜の育成
関連する政策目標
八頭特産野菜育成事業実施地区 18地区
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
959 |
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0 |
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959 |
要求額 |
1,094 |
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1,094 |