当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:商業費 目:貿易振興費
事業名:

対岸ビジネス体制支援事業

将来ビジョン関連事業(新時代への扉をひらく/人、物、情報の大交流新時代)

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商工労働部 経済通商総室 通商物流室  

電話番号:0857-26-7660  E-mail:keizaitsusho@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
23年度予算要求額 24,000千円 799千円 24,799千円 0.1人 0.0人 0.0人
22年度当初予算額 24,000千円 11,295千円 35,295千円 1.4人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:24,000千円  (前年度予算額 24,000千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業概要

○境港に就航している定期航路を活用して新たなビジネスに取り組む企業等に対してスムーズな事業展開を支援し、境港の輸出入機能の強化と新規輸出貨物の確保を図る。

2 事業内容

(1)対岸ビジネス体制支援事業<継続> 24,000千円

      境港航路を活用して新たなビジネスに取り組む企業等に対するサポートを通じ、新規輸出貨物の確保とスムーズな事業展開を支援するとともに、境港の輸出入機能強化を図る。
     【概 要】
      境港輸出入拠点化支援補助金:(補助率2/3)
        ハード整備事業1件(上限:20,000千円/件)
        ソフト事業2件(上限:2,000千円/件
    <想定>
    ・境港周辺の水産加工品をロシアへ供給するための環境整備
       ・クロレートなど輸入貨物を保管する危険物倉庫の整備
       ・鮮魚や活魚など新たな取扱商材開拓に向けた輸送実験

3 背景及び目的

○環日本海定期貨客船航路の安定運航に向けた取扱貨物の早期確保の必要性。
○貨客船航路への関心が高まる中、企業の自主的な取組への支援を通じて境港の機能強化と貨物の集約を図る。

4 事業経費

(1)鳥取県境港輸出入拠点化支援補助金(県2/3補助)
     24,000千円


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

<目標>
・TottoriTradeCenter(TTC)と境港ロシアビジネスサポートセンター(RBSC)の円滑な連携による効率的なビジネスマッチングの促進
・有力なロシア側輸入者との協力関係構築による取引ルート形成
・日露ビジネス取引の成功事例の創出

<これまでの取組>
・環日本海経済活動促進協議会の立ちあげによる民間取引意識の醸成支援
・ロシア側地方行政府関係者、ロシア大使館、ロシア通商代表部等との協力関係醸成
・ロシア企業等招聘、受入による商談機会の創出
・境港を活用した輸出入環境整備への助成(小ロット鮮度輸送環境整備)
・TTC開設によるロシアでの情報収集(制度、オファー情報等)、情報発信の強化
・TTCとRBSCの連携による地域企業サポート体制の構築
・ロシアの有力な民間団体の組織、人脈を活かしたビジネスマッチングの促進
・ロシアの柱(ロシア企業家組織連盟)の境港進出支援
・ロシア側企業との連携による貨客船航路を活用した円滑な物流ルートの構築

<現時点での達成度>
・経済交流の当事者になり得る民間組織(ロシアの柱)との連携が進みつつある。
・現地での鳥取県、貨客船航路、ビジネスサポート等に関する認知度が各段に向上。
・トライアル輸出により、日露間取引の各種問題点が徐々に明らかになりつつある。
・日露双方ともビジネスに取り組む企業の裾野拡大が遅れている。
・ロシア側主導による日露間の物流形成への取組が進みつつある。

これまでの取組に対する評価

<自己分析>
・ロシア人招聘を、より確度の高い商談案件及び円滑な物流形成に人脈形成が不可欠な案件に限定するとともに、商業ベースの案件についてRBSCの活用を進め、GOST局長、産業貿易省沿海地方代表、ロシアの柱など、日露間の物流形成において必要不可欠な要人との人脈形成が進みつつある。
・実際の取引に際しては、(1)複雑で煩雑な輸出・販売手続、(2)現地での品質管理体制の不備、(3)日露のビジネススタイルの相違、(4)ロシア語への対応などパートナー企業との意思疎通、関係醸成の困難さ、(5)ロシア極東市場規模の限界などの諸問題があり、企業へのサポートやフォローアップを実施しなければ、一筋縄には具体的な取引成立に至らない現状がある。
・今年度、TTCとRBSCを別の企業が受託したものの、意見の相違等により双方の連携が十分に図られたとは言えない状況が生じ、十分なビジネスマッチングの促進効果が図られておらず、今後、各組織の密接な連携と各機関の機能強化を一層図っていく必要がある。
・ロシアの柱の人脈を中心として、ロシア側で貨客船航路活用の動き、日露間の物流サービスの構築などに向けた自主的な取組が進みつつあり、具体的な商取引に着実に結びつけていくための効率的なサポートを継続し、境港の魅力向上と具体的な成功取引事例創出により、対露ビジネス関心企業の更なる裾野拡大と境港への取引貨物の集約を進める。

<改善点>
・特になし。
・年度初めに向けて具体的な案件検討を進め、必要性や確実性を見つつ、助成対象企業要件の緩和、対象事業範囲の拡大等、利便性の高い助成金への改善を図っていく予定。

工程表との関連

関連する政策内容

境港の物流拠点化

関連する政策目標

境港の取扱貨物量増加





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 24,000 0 0 0 0 0 0 0 24,000
要求額 24,000 0 0 0 0 0 0 0 24,000