これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<政策目標>
まちなかビジネス創出モデルの創出・・・4件
<取組状況>
・まちなかビジネス創出プランの認定
21年度中にまちなかビジネス創出プランを4件認定済み。
・認定プランへの補助金等による支援
4件の認定インキュベータに対し、支援中。
<現時点での達成状況>
・モデルとなるプランを4件認定したものの、プランは現在進行中である。
これまでの取組に対する評価
1 民間ビジネスインキュベータによる創業支援は、従来とは異なる民間主導による新たな創業支援スキームである。
2 最終的な施策評価は各モデル事業終了後となるが、第1号案件(米子市内)では、次のような効果が生まれている。
(1)インキュベータによるイベントや広告実施などのセールスプロモーション方法等の実践的な指導が実現
(2)インキュベータと提携したカード決済の導入 など、単なる空き店舗入居支援とは異なる実践的支援が実施
(3)地域商業の拠点施設としてマスコミに大きく取り上げられ、周辺商業地の知名度アップなど副次的効果。
3 当事業は3年間のモデル事業であり、事業の実績、問題点の把握・検証を行った上で、今後、県の創業支援施策への反映や市町村の啓発・普及につなげていく必要がある。
〈鳥取県版事業仕分けの結果〉
○本事業の必要性は認めるが、必ずしも目的(まちなかビジネスのモデル創出)に即した事業とはなっておらず、また、有効性を実証するためのモデル事業としての評価・検証システムがなく、効果性は低い。
○実施に当たっては、市町村、商工会議所、地元組織と連携して行うことが必要。
○事業はスタートしており廃止等の抜本的見直しは困難であるが、早急に評価システムを整備、検証し、「改善をすべき点」の改善を行うことが必要。