事業費
要求額:32,600千円 (前年度予算額 125,617千円) 財源:ソフト(国10/10)、補完ハード(国1/2)
事業内容
1.事業概要
地域水田農業ビジョンの実現に向けて農業水利システムを再構築することに合意した区域において、担い手への管理の集中・増大等といった農地の利用集積等への制約要因を除去し、担い手育成に資する合理的な水利用と管理の省力化等を実現する。
○農業水利システム保全計画策定事業(ソフト)
1 水利施設等の機能診断
2 水利用と管理のあり方の技術的検討
3 農業水利システム保全計画の作成
○管理省力化施設整備事業(補完ハード)
1 省力化のための農業水利施設の整備
・ 除塵機の設置、ゲートの自動化、管理用道路の設置等
2 畑地化、畑作の本作化のための農業水利施設の整備
・ 防霜、防除用水槽、濾過装置、小規模調整池等
2.事業要件
(1)採択期間(H16〜H24)
(2)実施期間 5年
(3)100ha(中山間地域60ha)以上の水利区域を対象。
(4)担い手への農地の利用集積が一定以上推進されること等の目標が明確化された水利地域水田農業ビジョンが作成されていること。
(5)保全計画の策定が確実と見込まれ、かつ施設整備が一体的に実施されること。
3.負担区分
(1)計画策定(ソフト) :国100%
(2)施設整備(補完ハード):国50%、県0%、市町村・地元50%
4.要求内容
ソフト :計画策定 1式
補完ハード:水路改修1,030m、樋門改修9箇所
5.要求内訳
項目 | 国 | 県 | 地元 | 計 | 備考 |
工事費 | 32,600 | | 16,500 | 49,100 | 9地区 |
箇所表
(単位:千円)
NO 新規/継続 区分 |
事業箇所 |
全体計画 |
当年度要望 |
備考 |
事業概要 |
期間 |
事業費 |
事業概要 |
要求額 (うち国庫) |
査定額 (うち国庫) |
前年度予算額 当年度以降残 |
001 継続 事業費 |
気高(鳥取市) 鳥取市気高町 鳥取市 |
保全計画策定1式 樋門改修1箇所 用排水路改修L=430 |
H21-H25 |
24,600 |
保全計画策定1式 用水路改修測量設計 |
4,250 (4,250) |
|
002 継続 事業費 |
岩美(岩美町) 岩美郡岩美町岩井 岩美郡 岩美町 |
保全計画策定1式 樋門改修18箇所 用排水路改修4箇所 |
H21-H25 |
22,800 |
保全計画策定1式 樋門改修8箇所 |
6,500 (6,500) |
|
003 継続 事業費 |
北谷(倉吉市) 倉吉市 倉吉市 |
保全計画策定1式 樋門改修1箇所 |
H21-H25 |
7,100 |
保全計画策定1式 樋門改修1箇所 |
4,500 (4,500) |
|
004 継続 事業費 |
加勢蛇川(琴浦町) 東伯郡琴浦町 東伯郡 琴浦町 |
保全計画策定1式 水路改修L=930m |
H21-H25 |
13,800 |
保全計画策定1式 水路改修L=930m |
6,000 (6,000) |
|
005 継続 事業費 |
八東(八東町) 八頭郡八頭町 八頭郡 八頭町 |
保全計画策定1式 樋門改修2箇所 土砂溜設置2箇所 |
H20-H24 |
18,535 |
保全計画策定1式 |
900 (900) |
|
006 継続 事業費 |
御机(江府町) 江府町御机 日野郡 江府町 |
保全計画策定1式 水路改修L=204m |
H21-H25 |
10,720 |
保全計画策定1式 水路改修L=100m |
5,450 (5,450) |
|
007 新規 事業費 |
北条水系 東伯郡北栄町 東伯郡 北栄町 |
保全計画策定1式 水路改修L=300m |
H23-H27 |
14,800 |
保全計画策定1式 |
3,000 (3,000) |
|
008 新規 事業費 |
上北条 倉吉市 倉吉市 |
保全計画策定1式 水路嵩上げL=150m |
H23-H27 |
5,000 |
保全計画策定1式 |
1,000 (1,000) |
|
009 新規 事業費 |
四王寺(倉吉市) 倉吉市 倉吉市 |
保全計画策定1式 排水改良L=800m |
H23-H27 |
13,600 |
保全計画策定1式 |
1,000 (1,000) |
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※国の予算内示の状況など予算編成過程で生じた事情の変更等により、財政課長査定段階までの間に、
要求内容の変更(要求額・事業箇所の変更等)を行うことがあります。
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
農地の利用集積にあたっての制約要因(施設の老朽化・従前の手動作業などによる施設管理)を除去し、合理的な水利用や管理の省力化などを実現するための検討及び施設整備(地元改良区、市町が実施主体)を支援しているところ。
○実施主体の具体的事業内容
・計画策定事業(ソフト)・・・水利施設の機能診断、保全計画作成等
・施設整備事業(ハード)・・省力化のための水利施設整備
これまでの取組に対する評価
各水利地域において機能診断に基づく保全計画を策定し、管理省力化のための施設整備を段階的に実施。
⇒平成21年度に事業3年目を迎えた地区の事業中間報告によると、農地利用集積の目標を達成しており、担い手の育成・強化及び農地利用集積の面積拡大が図られている。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
125,617 |
125,617 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
要求額 |
32,600 |
32,600 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |