当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:教育費 項:高等学校費 目:高等学校管理費
事業名:

高等学校水産海洋練習船実習費

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教育委員会 130030教育環境課 高等学校整備・情報化担当  

電話番号:0857-26-7698  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
23年度予算要求額 132,397千円 1,598千円 133,995千円 0.2人 0.0人 0.0人
22年度当初予算額 139,691千円 807千円 140,498千円 0.1人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:132,397千円  (前年度予算額 139,691千円)  財源:単県 

事業内容

1.事業概要

県立境港総合技術高校が管理する実習船運営に要する経費。

    主に実習船を使用する水産学科(海洋科)では漁獲・潜水実習、マリンスポーツ等に加え、海技士、小型船舶操縦士の専門的資格取得も目指す。

    平成15年3月に竣工した「若鳥丸」は従来の漁獲主体の漁業学習から船舶の運航実務(航海計器、漁船運用、船用機関、操船、電気工学他)、海洋観測・生物資源調査、マリンスポーツ等の多目的な学習を展開している。

    本事業を通して、鳥取県のみならず、日本水産業の担い手として、社会に有用な生徒を送り出している。
     (境港魚市場、なかうら、三井造船、海上自衛隊、水産大学校等)

2 事業費内訳

内容
名称
実習内容
実習経費
【千円】
実習
体験航海(1年生)釣り体験、ロープワーク 等
海洋体験航海
 (2年生)
イカ釣り、底釣り漁業実習
沖縄潜水実習航海 (3年生)航海実習、潜水実習等
マリンスポーツ実習航海 (1年生)航海実習、スノーケリング、 水上オートバイ、ヨット等
遠洋・国際交流航海 (2年生)航海実習、漁業実習、外国への出入国手続き等
実習実費 
賄材料費、シーツクリーニング、検診料、入港料など
7,539
中間ドック及び修繕料
船舶安全法に基づいて行う船舶検査、修繕料
75,165
損害保険料
災害、事故等に備える損害保険。
一定規模の船舶は強制加入。
4,078
光熱水費、通信費
陸地からの通電、陸地との通信費
4,437
燃料費
燃料費(実習、台風による隠岐避港、ドック回航燃料費等)
24,798
その他事務的経費
ドック回航旅費、消耗品等
16,380
合    計
132,397

3.実習船舶の概要

若鳥丸
わかたか
 竣工年月
平成15年3月
平成9年3月
 総トン数
516トン
19トン
 総工費用
15億654万円
1億8,818万円
 船の全長
50.5メートル
14.93メートル
 最大搭載人員
68名
15名
 主な用途長期航海実習、イカ釣り漁業実習、計器実習、船用機関学習、ダイビング実習、マリンスタディーなど操船実習、計器実習、船用機関学習、ダイビング実習、マリンスタディーなど

4.船舶全景図

【若鳥丸全景図】


【わかたか全景図】


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

「若鳥丸」は、総合選択制学校の特色を生かし、海洋科の生徒だけではなく、工業科や商業科の生徒も乗船実習を行っている。
 境港総合技術高等学校(海洋科)の実習船としての利用はもとより、「県民の船」として、一般開放・体験航海も行っている。
 また、平成20年10月に、島根県の海洋実習船「わかしまね」が衝突・沈没したことに伴い、その代替船として「若鳥丸」を用船として貸出している。

これまでの取組に対する評価

海洋実習を通して、水産業に対する知識・経験・資格取得等の学習効果を高め、鳥取県境港が誇る水産業界の担い手だけでなく、造船業界や海上自衛隊等に人材を排出している。
 また、隣県である島根県に「若鳥丸」を貸し出すことにより、教育行政分野における協力関係のさらなる構築及び両県の研修内容の情報交換が図られた。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 139,691 0 0 0 0 0 80 40,020 99,591
要求額 132,397 0 9,519 0 0 0 51 28,432 94,395