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平成23年度当初予算(一般事業要求状況)
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:農作物対策費
事業名:

GAP(農業生産工程管理)普及推進事業

将来ビジョン関連事業(新時代への扉をひらく/食のみやこ鳥取県)

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農林水産部 農政課 企画調整室  

電話番号:0857-26-7589  E-mail:nousei@pref.tottori.jp

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
23年度予算要求額 492千円 3,195千円 3,687千円 0.4人 0.0人 0.0人
22年度当初予算額 1,825千円 4,034千円 5,859千円 0.5人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:492千円  (前年度予算額 1,825千円)  財源:単県 

事業内容

1 事業の目的

 消費者の農作物に対する安全・安心の意識が高まる中、食品安全、環境保全、作業安全等を目的に自主的にGAP(農業生産工程管理)を導入を志向する生産者等の取組を支援することで県内への普及を図る。

2 背景

食の安全・安心確保対策の一環としてGAPを活用した取組も、全国的には進められている一方で、イオン等に代表される販売者と契約産地とのGAPやJGAP協会が行っている第3者認証、県が行っているGAP認証制度等のように、様々なGAPが混在。
平成22年3月30日に閣議決定された「食料・農業・農村基本計画」においても、GAPの導入を推進することとされている。
農林水産省は、平成22年4月に「農業生産工程管理(GAP)の共通基盤に関するガイドライン」を策定(米、麦、野菜のみ、果樹等は順次策定予定)し、その内容に則したGAP(以下、「ガイドラインGAP」という。)の導入・普及を推進している。

3 要求内容

○GAPガイドライン導入アドバイザー養成研修会等
      講師謝金・旅費 0千円(H22 1,077千円)
    ○事務費(標準事務費) 492千円(H22 748千円)

4 国事業の問題点

ガイドラインGAPの導入・普及に係る取組に対しては、国は補助事業(消費・安全対策交付金)で支援。
交付金の目標として、ガイドラインGAPに取り組む者の増加数(実施年度に増加する者数)を目標とすることが必須
GAPは食品安全、環境保全、作業安全等の観点を踏まえた自主的な改善行為であり、一定レベルのGAP導入を前提とする国補事業は、到達点としては目指すレベルであっても、本来のGAPの趣旨(生産者等の自主的な改善の取組)から乖離

5 平成22年度からの変更点と背景

これまで、GAP導入・ステップアップを目的に実施していた指導者養成研修から、地域でモデル的にGAPに取り組む生産者等の育成を目的に、以下の内容を実施。
@既養成研修受講者の普及所内研修の実施
AGAPの取組を志向する生産者等の先進地視察を実施し、地域のモデルとすることで機運を醸成
平成20年度から実施している、指導者養成研修の県職員受講者は61名(延べ人数)
平成22年度現在、農業改良普及員・専門技術員(合計119名)の内、40名が受講済(受講者率:33.6%)

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

国の消費・安全対策交付金等の活用等により、主として
・指導員育成研修会による指導者の育成
  平成20年度〜平成22年度までの研修会受講者数
   県職員等 61名(延べ数)、農協団体職員等 25名(延べ数)
を行い、県内でのGAP手法普及の為の基盤整備を実施。

これまでの取組に対する評価

〈自己分析〉
・県内農業者においては、いまだGAPの知名度は低い状況。
・平成22年度現在、農業改良普及員、専門技術員で研修会受講者は40名(全体の33.6%)
・農協関係等においては、農産物の安全・安心確保の一環としてGAP(全農安全安心システム)の取組を強化する方針としてる。県としては、指導者養成研修への積極的な参加を呼びかけ、営農指導員等のスキルアップを援助(平成20〜22年度の研修会受講者数 農協団体職員:22名)。

〈改善点〉
・平成20〜22年度に実施した指導者養成研修において、農業改良普及員・専門技術員の約1/3が受講済みのことから、普及所内研修と現場支援を通じて、普及員等のレベルアップを図る。
・GAPの取組を志向する生産者等の先進地視察を実施し、地域のモデルとすることで機運の醸成を図る。




要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 1,825 912 0 0 0 0 0 0 913
要求額 492 0 0 0 0 0 0 0 492