事業費
要求額:9,467千円 (前年度予算額 9,923千円) 財源:単県
事業内容
1 事業内容
<概要>
県農林水産物等の県外・国外消費地向けの販路開拓・販売促進を図る。
2 背景
<生産者側>
・県外等へ売り込みたいが、売り先がわからない、売れるかどうかわからない
・都市部(関西圏)の消費者ニーズを把握して商品づくりに活かしたいが、消費者ニーズを把握する場所が見つからない
・農業参入企業の増加→販路開拓の必要性
<消費者側>
・生産者の顔が見える、安心・安全な食品、こだわりの食品を志向する消費者が都市部には多く存在
・商品内容(量・パッケージ等)が自分たちのニーズに合えば購入したいという消費者の存在
安心・安全な県産品と、安心・安全な食品を求める消費者の意向の合致。
都市部(関西圏)の消費者ニーズに合致した商品であれば、販路が広がる。
→県外等へ販路開拓へ出やすくする体制作り(リスク軽減)、大都市の消費者との接点・拠点づくりを行うことで販路開拓へつなげる。
3 対応策
(1)新たな販路開拓のための、農業参入企業、農業法人等による県外等への積極的な販売活動、消費者等の交流を支援
→農産物等販路開拓支援事業
(2)県産品への理解ある友好店で、継続的に鳥取県フェアを開催し、県産品の出展を行うことによる販路開拓(関西圏でのアンテナショップ的機能)
→県産品販売友好店提携事業
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
農産物等販路開拓支援事業
鳥取県産直協議会が県外生協店舗での試食宣伝及び生協組合員との産地での体験交流をして活用中
【過去の取組】
鳥取県産直協議会(県外への生協店舗での試食宣伝会及び、県内での産地体験交流)
鳥取県ホンモロコ生産組合(東京での展示商談会への出展)
大山地域特産開発研究会(東京都内の商店街と連携した物販フェア及び販路開拓・拡大)
県産品販売友好店提携事業
(1)千里大丸プラザにて毎月末鳥取県フェアを開催(12月を除く)
(2)フェア終了後に次月のフェアで取り扱う農産物の商談会(青果バイヤーとの打合せ)を実施
これまでの取組に対する評価
農産物等販路開拓支援事業
鳥取県産直協議会の取組が続いているが、新規の事業主体からの問い合わせがあり、今後の活用が期待される
県産品販売友好店提携事業
(1)フェアの出展を通じて、新たな顧客の開拓につながっている
都市部の消費者の声を活かした商品開発の事例(商品の個包装化など)がある。
(2)異業種から参入した農業法人や個人農家が新しい品目をフェア時に取り扱ってもらい、テスト販売する場となっている
(3)フェアの出展を通じて、商品の定番化へつながっている
例:米、ダシ、梨酢、手作りハム・ソーセージ、きらりすいかなど
※特に米は、新潟県産コシヒカリを超える10年に1度の大ヒット商品として評価されている
工程表との関連
関連する政策内容
県産品の販路拡大
関連する政策目標
商談会・県フェアー開催によるマッチング機会を増やす
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
9,923 |
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9,923 |
要求額 |
9,467 |
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