【事業内容】
用地補償・設計審査、施工監督等に関する不適切事案の再発防止、また、社会のニーズの多様化に的確に対処できるよう、業務に関する個々の職員の知識・技術力の向上のため、研修の充実を図る。
(1)派遣研修
C=3,011(2,583)千円
対象:担当する業務に関して受講の必要がある職員
目的:高度かつ専門的知識の習得
対策:研修ノウハウと充実した専門講師を有する外部研修講座へ派遣
(2)委託研修
C=3,808(3,793)千円
対象:実務経験3年以上の職員
目的:専門的知識の習得のための研修を行う
対策:県が集中的・実践的な研修素案を作成し、(財)鳥取県建設技術センターへ委託して研修を実施
(3)国家資格受験支援
C=260(215)千円
職員の技術力アップのため、国家資格(1級土木施工管理技士、1級建築士等)受験費用に1/2を乗じて得た額について助成する。
(4)現場技術力向上支援
C=1,410(758)千円
コンクリートの重要構造物の施工中及び施工後のひび割れ等の診断技術を向上させるため、専門の機関((財)鳥取県建設技術センター)へ業務を委託する。
●ひび割れ診断指導業務(各局2箇所×5事務所=10箇所)
1,410千円
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
技術系職員を対象に土木技術のレベルアップを図るため、国土交通大学校、中国地方整備局及び鳥取県建設技術センターが実施する研修へ積極的に参加し、あわせて土木関係の専門的知識を習得するための委託研修を実施している。また、土木工事を監督する上で、業者と同レベルの資格取得を奨励し、国家資格の受験を支援している。
また、これまで建設産業技術支援事業として、県内業者の技術力を高めるための支援を行っていたが、平成22年度から監督員の現場におけるコンクリート重要構造物の施工中及び施工後のひび割れ等診断技術を向上させるための支援を行っている。
これまでの取組に対する評価
通常業務に時間をとられ、研修のための時間が確保できず、委託研修の出席率が上がらない状況であったが、平成22年度からは職員一人一人が研修に参加できるように研修の期間を一日単位とし、内容も見直しし実施している。