1 事業概要
米子駅前地下道は、駐車場・鉄道・バスの乗降客及び通学路として利用されている。
今回、鳥取県版グリーンニューディルの視点を取り入れ地下道の既設蛍光灯を蛍光形LED照明に取り替える。
2 事業の目的、背景、効果等
・県では「環境にやさしい県庁率先行動計画」を定め県の全機関において推進している。
・LED照明率先導入事業で県有施設への率先導入を進めており、導入条件の1・県民等が多く訪れる施設、2・照明を長時間利用している箇所、3・消費電力の削減により、省エネ効果が期待出来る箇所に該当している。
・当該箇所は、通学路として多くの児童にも利用されているため『安全で安心な地下道』の確保が重要
・消費電力が蛍光灯の約40%程度でランニングコストの経費削減が可能。また寿命も約4倍程度で維持管理の効率化につながる。
・蛍光灯と比較してイニシャルコストは高くなるが、ランニングコストの経費削減で約8年でトータルコストが逆転する。
・県内のLED関連業者への供給の機会が増え、活性化に寄与。
県内業者 三洋・アロー・鳥取電子等
3 事業内容
非常灯を除く蛍光灯を蛍光形LED照明に取り替え(135台)
4 事業費
地下道名 | 所在地 | 仕様 | 金額(円) | 路線名 |
米子駅前地下道 | 米子市弥生町 | 蛍光形LED照明(40W) | 3,000,000 | 米子広瀬線 |
計 | | 135台 | 3,000,000 | |
参考
地下道名 | 二酸化炭素削減量 | 年間電気料削減費 |
米子駅前地下道 | 8.63t/年 | 388,000 円 |
蛍光灯と蛍光灯形LEDの全体維持管理費比較(1年間)
内容 | 蛍光灯 | 蛍光等形LED |
施設管理保守・昇降機保守・電気料金・
照明灯取り替え | 3,983,000 円 | 3,081,000 円 |