これまでの取組と成果
これまでの取組状況
【街頭犯罪等抑止総合対策の推進】
各種犯罪の抑止に向けた警察活動を強化するとともに、自治体、関係機関・団体、地域ボランティアと連携・協働した地域安全活動により、地域における犯罪抑止を確保して、犯罪が起きにくい社会づくりの推進、刑法犯認知件数の減少を定着させる。
【少年非行防止・保護総合対策の推進】
パトロール活動及び少年警察ボランティアや学校関係者との連携・協働した街頭活動を強化した。
これまでの取組に対する評価
【犯罪の抑止】
犯罪の各種抑止対策を推進した結果、平成22年9月末の刑法犯認知件数は3,805件と前年同期に比べ525件減少し、振り込め詐欺被害も9件と前年同期に比べ16件減少している。
犯罪が起きにくい社会づくりのため、不審者情報等が必要な所に漏れのないように届くための重層的なネットワークの構築や、社会の規範意識の向上と絆の強化を図り、犯罪を許さない気運を高めるための施策を講じ、真に犯罪が起きにくい社会づくりの推進を図る必要がある。
【少年非行防止・保護対策の推進】
平成21年は不良行為少年の補導人員は減少したが、初発型非行である占有離脱物横領による検挙人員が増加した。
刑法犯全検挙人員に占める犯罪少年の比率は前年を下回り、人口千人当たりの犯罪少年の検挙人員も前年を下回った。しかし、成人被疑者の人口千人当たりの検挙人員に比べると約5倍と依然として高く、また低年齢化も進んでいることから、引き続き、将来を担う少年の規範意識向上に向けた各種非行防止対策を強力に展開していく必要がある。