(1)グラウンド芝生化の効果
校庭・園庭等を芝生化することで様々な効果があると言われる。
(例)屋外活動の推進による体力増強、子どもの情緒安定、温暖 化緩和等
(2)鳥取方式の芝生化の特徴
方式 | 特徴 | 用途 |
従来型 | ・高価、維持管理が難しい=専門業者が施工・管理
・成長が遅く長い養生が必要 | 庭園・ゴルフ場等 |
鳥取方式 | ・安価、維持管理が容易=使用者が施工・管理
・成長が早く養生が不要
・NPO、使用者(地域)、行政が連携して取り組む | 幼保学校・スポーツグラウンド゙等 |
(3)目的・方針
ア 次世代を担う子どもをはじめ、より多くの県民が芝生を楽しめる環境を整備し、県民の健康・健全な生活を導く。
イ 「鳥取方式」の芝生化は、知識・ノウハウを保有するNPOと県民・行政が連携する、「協働」のモデル的事例であるため、これを推進し、「協働」の取組みの拡大を図る。
ウ 「鳥取方式」の芝生化は、画期的な芝生化手法として全国から注目されており、芝生化の先進地として全国にPRすることで、鳥取県の認知度向上を図る
(1)全国・県内への情報発信、普及啓発(継続)
・・・・・・【1,400千円】
@(継続)鳥取方式の芝生化を促進するイベントの開催
・目的:全国に「鳥取方式」の芝生化をアピールするとともに、県内の取り組みを促進する契機とする。
・経費:実行委員会への補助 1,200千円
・時期、場所:平成24年秋
・内容:芝生化地の視察、事例発表、パネルディスカッション等
・実施体制:鳥取青年会議所等の民間団体と連携して開催
A(継続)市町村や学校、施設関係者向け視察・セミナー開催
・目的:校庭・園庭の芝生化に向けては、幼・保・小学校関係者や行政関係者の理解が不可欠であるため、セミナー、現地見学会も交えて芝生化への理解を促進する。
・経費:講師への謝金、旅費 200千円
・時期、回数:平成24年9月、3回
(2)芝生化の支援(改正・継続)・・・・・・・【32,178千円】
○私立保育所・幼稚園及び小学校を対象に、鳥取方式の発祥の地にふさわしい芝生化に取り組むものへの支援を行う。
@(改正)保育所・幼稚園の園庭芝生化補助
(補助率10/10) @1,000千円×10園=10,000千円
| 項目 | H23年度予算 | H24年度要求 |
私立 | 財源 | 安心子ども基金 | 財源 | 単県(安心子ども基金は国の予算措置未定) |
予算額 | 20,000千円 |
補助制度 | (10/10)上限1,000千円X20園 | 予算額 | 10,000千円 |
要求課 | 鳥取力創造課 | 補助制度 | (10/10)上限1,000千円X10園
(1,000円/uX1,000uX10園)
<目安:1,000千円=平均的な幼保園庭1,000uを芝生化可能> |
公立 | 財源 | 安心子ども基金 |
予算額 | 37,000千円 |
補助制度 | (10/10補助)上限なし | 要求課 | 鳥取力創造課
(公立分も合わせて要求) |
要求課 | 子育て応援課 |
A(改正)小学校校庭芝生化モデル創出補助
(補助単価1,000円/u) @7,000千円×3校 =21,000千円
| H23年度予算 | H24年度要求 |
財源 | 単県 | 財源 | 単県 |
予算額 | 10,500千円 (実績なし) | 予算額 | 21,000千円 |
補助制度 | 500円/uX7,000uX3校 | 補助制度 | 1,000円/uX7,000uX3校
<目安:1,000円/u平均的な小学校校庭7,000uの芝生化の2/3を補助> |
補助対象 | 市町村 | 補助対象 | 市町村・維持管理団体 |
要求課 | 鳥取力創造課 | 要求課 | 鳥取力創造課 |
B(継続)保育所・幼稚園・小学校(合計13箇所)の指導助言
(GSTに委託) =1,178千円
(3)プロジェクトチームでの芝生化促進(継続)・・【600千円】
○庁内関係課に加えGSTが技術アドバイザーとして参画したプロジェクトチームにおいて、鳥取方式の芝生化の推進に部局横断的に取り組む。
・GSTへの年間アドバイザー契約料 600千円
(4)県施設での芝生化の推進(継続)・・・・・・【363千円】
○GSTと連携して県施設での芝生化に積極的に取り組み、初期投資、維持管理費を含め最適な芝生化の導入手法を検討。
・新規施設の現地調査経費(GSTに委託) 363千円