これまでの取組と成果
これまでの取組状況
〈取組〉
・元気で意欲ある農業者等が作成したプラン内容の実現に向けて、地元市町村と連携して効果的な支援を行った。(平成16〜22年度の新規支援プラン数:306)
・外部審査員を加え、各プランの実現可能性、地域農業の振興、地域の活性化等を厳格に審査し、支援するプラン及び内容を決定。
〈主な取組事例〉
・新規導入作物の産地化(にんにく等)
・法人等の規模拡大による雇用増加(鳥取暮らし農林水産業サポート事業とも連携)
・農産物加工、直売所の設置
・JA生産部を中心とした産地の生産規模拡大(スイカ・ミニトマト等のハウス導入、ブロッコリー・白ねぎ等の野菜苗定植機の導入等)
・省エネルギー対策(3重ビニール被覆、省エネ暖房機導入等)
これまでの取組に対する評価
〈自己分析〉
これまで、販売額1,000万円以上を目指す農業者への支援に加え、燃油高騰対策、雇用対策(雇用増の取組)、農商工連携の推進等、施策として支援が必要な内容について支援を実施した。
これまでの補助事業の固定観念(事業メニュー等)を廃止した事業であり、農業者等の作成したプランに基づき支援を受けることが可能となるため、事業導入者からの評価は高い一方、事業効果の把握については、プランに掲げた目標に対する達成度のみであり、経営改善等に対する効果把握が不十分であった。
そのため、平成22年度の実施要領改正において、実施状況報告書を変更し、平成22年度新規事業者からプランに掲げた目標以外の経営改善効果や問題点、問題点に対する普及所等への指導希望等を記載する様式へ変更した。
〈改善点〉
平成22年度の新たな事業実施者のうち、実施状況報告から約8割が普及所等からの指導を希望しており、個別の支援要望に対して、市町村等を含めた関係機関で指導・支援を行うこととしている。