現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成24年度予算 の 農林水産部の湖山池の水質浄化に対応した大規模飼料作経営安定化推進事業
平成24年度予算
9月補正予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業調整      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:農業総務費
事業名:

湖山池の水質浄化に対応した大規模飼料作経営安定化推進事業

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農林水産部 農政課 企画調整室  

電話番号:0857-26-7256  E-mail:nousei@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト(A+B) 従事人役
既査定額 0千円 5,632千円 5,632千円 0.7人
補正要求額 23,000千円 0千円 23,000千円 0.0人
23,000千円 5,632千円 28,632千円 0.7人

事業費

要求額:23,000千円    財源:単県   追加:23,000千円

一般事業査定:計上   計上額:23,000千円

事業内容

1.事業の目的・概要

 湖山池周辺地域において、湖山池の水の高塩分化に伴い、水稲作から畑作営農へ転換する農業者が、集落営農組織を設立し、機械作業受託組織と連携した、水田での大規模飼料作経営にチャレンジする。

     このため、集落営農組織が安心して持続的に飼料作経営が行われるよう、県と鳥取市は協力して、経営の安定化に向けた取組等を支援し、湖山池周辺地域の農業振興を図っていく。
    ※水田を利用した大規模な飼料単作経営(約30ha)は中国四国地域で初めての試み。

2.課題

(1)立地条件に適応した飼料作栽培技術の確立
 ○大規模飼料作に必要な飼料用大型機械等の導入
 ○水田土壌やほ場形状に適応した品種選定・作型実証試験等
(2)機械操作技術習得による作業効率の向上
 ○ラッピング作業の技術習得研修等
(3)集落営農組織の担い手(作業オペレーター)育成

3.要求内容

集落営農組織の飼料作経営の安定化に向けた取組等に対し、県と鳥取市は協力して、機動的に支援できる体制を構築する。
                                   (単位:千円)
事業内容
事業主体
補助率
要求額
湖山池周辺集落営農組織の大規模飼料作の経営安定化に向けた取組等(5作分)を支援する目的で創設する基金の財源に対し助成鳥取市県1/2
23,000
※県は、基金財源の助成以外に、水田を利用した大規模飼料作栽培の技術・経営指導や栽培技術確立に必要な実証試験の検証協力を行う。

鳥取市大規模飼料作経営安定化基金(仮称)の概要

1.目的
 鳥取市は、高齢化が進む農業者が中心で、水田での飼料作技術のノウハウがない湖山池周辺集落営農組織の、機械作業受託組織との連携による、水田を利用した大規模飼料作経営の安定化に向けた取組等に対し、機動的な支援ができるよう基金を創設。

2.積立額   46,000千円

3.基金管理  鳥取市

4.運用期間  H24.9補正予算成立日〜H29末まで(5作分)
          ※多年生牧草(オーチャードグラス)の1サイクル想定

5.対象事業
  鳥取市は、水田を利用した大規模飼料作経営の安定化を目指す集落営農組織及び機械作業受託組織に対し、以下の事業を実施する場合に必要な経費を助成。  
A 立地条件に適応した飼料栽培技術確立支援事業
・大規模飼料作に必要な飼料用大型機械等の条件整備
・水田土壌やほ場形状に適した品種選定・作型試験、水田土壌に適した施肥設計試験、収量アップ(刈取回数の比較)試験など
B 集落営農組織担い手育成事業
・ラッピング機械操作技術習得に必要な研修等

6.県の支援
A 当該基金の積立額の1/2相当を一括助成
※鳥取市に対し、最終年の年度末に当該基金残額の1/2相当を県に返還することを条件
B 飼料作栽培技術等の支援
○水田を利用した大規模飼料作栽培の技術・経営指導
○栽培技術確立に必要な実証試験の検証協力

※平成24年1月31日に湖山池周辺地区代表者、県知事及び鳥取市長の三者で、畑作営農の転換に関する確認書を締結。
(県と鳥取市は、湖山池周辺地区の畑作営農が円滑に行われるよう、誠意を持って協力する。)

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

平成24年1月31日に県知事、鳥取市長、地区代表者(瀬、三津、福井、西桂見)の3者で締結した畑作営農への転換に関する確認書に基づき、湖山池周辺地域の農業振興対策を実施しているところ。

これまでの取組に対する評価

・瀬地区は8月25日に集落営農組織を設立したところ。
・今後、集落営農組織は機械作業受託組織と連携しながら、10月中に飼料の作付を行う予定。
・瀬地区の飼料作予定ほ場の一部は、当面、湖山池の浅場造成工事に係る覆砂の一時仮置き場として利用予定。
・福井地区の飼料作予定ほ場は、当面、湖山池の浚渫工事に係る吹上地として利用予定。

財政課処理欄

 平成29年度までの時限的な対応として認めます。基金設置終了後においても集落営農組織の経営が安定的に行われるよう、県・市の農林部局においては、全力で技術支援を行うよう努めてください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
既査定額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
保留要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
復活要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
追加要求額 23,000 0 0 0 0 0 0 0 23,000
保留・復活・追加 要求額 23,000 0 0 0 0 0 0 0 23,000
要求総額 23,000 0 0 0 0 0 0 0 23,000

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 23,000 0 0 0 0 0 0 0 23,000
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0