1 事業内容
農業大学校の建物及び施設は平成8年度から平成9年度に実施された学園整備事業により全面的に整備された。しかし設置後15年程度経過しており施設の老朽化が進行していることから、改修が必要であるが交換部品の供給停止等から管理機能を維持するために施設の更新工事を行うもの。
2 要求内容
工事請負費
名称 | 要求額(千円) |
農業大学校中央監視装置更新工事 | 21,278 |
農業大学校電話交換機設備更新工事 | 9,638 |
計 | 30,916 |
3 要求理由
(1)農業大学校中央監視装置更新工事
中央監視装置は学園整備事業として農業大学校が全面的整備された平成9年に整備された。
メーカは中央監視装置の対応年数を10年としており、メーカは部品供給を平成24年12月で中止するとしている。
中央監視装置は農業大学校の給湯、冷暖房空調関連機械の運転を効率的に計画的に一元管理している装置である。
部品供給の中止後は部品や代替部品の入手困難になり、故障に対応できないため監視装置を更新したい。
(2)農業大学校電話交換機設備更新工事
電話交換機は学園整備事業として農業大学校が全面的整備された平成8年に整備された。
当該交換機のシステムプログラムはFDD(フロッピーディスク)に保管されている。停電等で電源が落ちた場合のFDDによるシステムの立ち上げの際に経年劣化による立ち上げ不能となる可能性(保守点検時FDエラー報告有り)がある。
当該FDDは製造中止であり故障が発生した場合には交換、保守の対応が困難である。又FDD以外のその他の部品についても平成16年で製造停止しており部品や代替部品の入手が困難であり故障に対応できない状況のため。