・兵庫県と鳥取県の国道29号周辺地域の行政及び関係団体との連携の下、地域資源を活かした広域的な取り組みを通じて地域の活性化を図るために平成15年に設置された協議会。
・協議会設置以降は、花の郷づくりや沿線の清掃活動など、29号周辺地域の魅力アップ事業からスタートし、その後、バスツアーや登山イベントの開催などによる地域間交流の促進や情報発信による観光客誘致などを図ってきた。
・平成21年度以降は、鳥取自動車道開通後の国道29号の交通量の減少及び周辺観光地への影響を懸念し、広域的に取り組むことで高い効果が期待できる「観光振興」及び「情報発信」に特化した取り組みを重点的に推進しているところ。
・単市単町だけでは観光資源が十分でない国道29号周辺地域が観光客の誘致を図るには、連携による地域の魅力向上が必要不可欠であり、協議会で県境を越えた広域的な事業展開をすることは有効な取り組みであると、沿線自治体も認識。また、鳥取自動車道が全線開通となる平成24年度中において、同様の危機感を持った国道373号沿線自治体と事業において連携することで、広域エリアによる都市部等からのさらなる誘客、交流人口拡大を図る。
・今後は、沿線の民間団体の加入や民間団体との連携事業の推進も含め、関係団体と一層の連携を図り、事業を展開する予定。
※平成23年度に当該協議会として、24年度以降は一層広域的な取り組みを進めること、併せて、参加団体が必要経費について負担することについても合意しており、各団体とも予算要求中。