1 概要・背景
鳥取地区工業用水道浄水場内に設置している連続移動床砂ろ過装置用流量調整弁(流調弁)は、平成10年に運用開始してから13年が経過している。
しかしながら、現行の配管経路には流調弁バイパス管が無いため、弁の分解点検が実施できておらず、万一故障した場合には長期間の供給停止が必要となる恐れがある。
また、メーカーからも弁のオーバーホールを推奨されており、今後の工業用水の安定供給を確保及び運用中での点検を可能とするため、バイパス管を設置する。
2 要求のポイント
(1) 大口需要家の停電作業日(平成25年5月GWのうち1日)にあわせ、工水を供給停止させて施工する必要がある。
(2) バイパス管及び仕切弁等の製作に約3ヶ月を必要とする。
以上のことから、機器制作は平成24年度から行い、設置工事は翌25年度となることから、債務負担行為を要求する。
3 スケジュール
平成24年度 発注・管材製作
平成25年5月 バイパス管施設工事
4 要求内容
1 (全体)必要経費:6,605千円
2 所要経費(事業の年度割)
(単位:千円)
項目 | H24年度 | H25年度 | 合計 |
<設備費> 流調弁
バイパス工事 | 2,642 | 3,963 | 6,605 |
※設備費はH24年度:前金(4割)、H25年度:残(6割)計上
3 工事内容
・管材・弁類機器製作 一式
・既設仕切弁移設 一式
・バイパス管施設 一式
既設仕切弁を移設し、バイパス管を施設する。