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平成24年度予算
当初予算 企業会計 (工業用水道事業) 一般事業要求
事業名:

工業用水道事業会計

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企業局 190010経営企画課 営業誘致担当  

電話番号:0857-26-7444  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp

事業費

要求額:1,150,028千円  (前年度予算額 2,044,685千円)  財源: 

一般事業査定:一部計上   計上額:1,150,028千円

事業内容

1 事業の概要

○安くて良質な工業用水を企業等へ安定的に供給し、県内産業

      の振興と企業誘致等に貢献する。
    ○工業用水道事業は、企業活動に不可欠な産業インフラであり、
      かつ民間企業が取り組むことは難しいため、公営企業として経
      営の合理化・効率化を図りつつ、持続可能な経営に努める。
    ○鳥取地区工業用水道は平成24年4月からの本格給水開始によ  り、広く工業用水の供給を行う。

2 平成24年度の事業の予定量

(1)給水事業所数  95事業所
   ・日野川工業用水道(昭和43年度から給水開始)
   83事業所、基本契約数量 30,200m3/日
   ・鳥取地区工業用水道(平成10年度から給水開始、
                  平成24年度から本格給水)
   12事業所 、基本契約数量 8,000m3/日
(2)年間総給水量  13,943,000m3   
   ・日野川工業用水道  11,023,000m3
   ・鳥取地区工業用水道  2,920,000m3

3 収益的収入及び支出

(1)収益的収入  984,172千円
  区 分 予 定 額 内 訳   摘   要
営業収益 438,068鳥  取 137,948
日野川 300,120
基本料金    390,718
超過料金 36,743
メーター料金等 10,607
営業外収益  62,107鳥  取 31,642
日野川 30,465
預金利息 1,197
工業用水協力金 26,519
一般会計繰入金 34,391
特別利益 483,997日野川 483,997未償還利息の免除(※)
483,997
※ 一般会計借入金に係る未償還利息(平成13年度以降、支払いを猶予中)の   免除

(2)収益的支出  674,829千円
  区 分 予 定 額 内 訳   摘   要
営業費用 474,298鳥  取 214,159
日野川 260,057
給与費(4名) 30,742
修繕費 29,081
動力費 31,306
減価償却費 292,003
資産減耗費    285
その他 90,881
営業外費用 200,531鳥  取 107,154
日野川 93,377
企業債利息 155,236
その他 45,295

(3)収支差引  309,343千円
  ※ 特別利益除算後 △174,654千円(A)  

4 資本的収入及び支出

(1)資本的収入   291,759千円
  区  分  予 定 額 内 訳  適    用
企業債  77,000鳥  取  49,000
日野川 28,000
配水管設置工事
設備更新工事
出資金 214,759鳥  取 214,759一般会計出資金
(企業債元金償還額)
建設助成金       0鳥  取     0一括交付金

(2)資本的支出   475,199千円
  区  分  予 定 額 内 訳  適    用
建設改良費  84,660鳥  取  52,933

日野川  31,727
配水管新設 62,000
設備更新工事 15,784
ダム負担金 6,876
企業債償還金 390,539鳥  取 214,759

日野川 175,780
企業債償還金
386,077
繰上償還分   4,462

(3)収支差引  △183,440千円・・・(B)

5 資金の状況

(1)収支再差[(A)+(B)] △358,094千円(C)   
(2)資金ベース収支[(C)+減価償却費+資産減耗費]
       △ 65,806千円  
(3)24年度末内部留保資金      807,731千円

6 主な事業内容

○鳥取県企業局経営改善計画(平成23〜25年度)の
  着実な推進
 ・ 運営経費の削減 5%以上 → 9.6%
 ・ 経常収支比率(消費税抜き)
   24年度計画目標 71% → 要求額 71.4%
○工業用水利用促進補助金
  鳥取地区(継続)3,500千円、日野川(拡充)3,000千円
○経営健全化対策の推進
 ・ 業務体制の見直し  <給与費> 6名 → 4名
 ・ 一般会計未償還利息の免除(特別利益) 483,997千円
 ・ 企業債(年利5%)の繰上償還  4,462千円

7 その他

(1)企業債
  ・ 起債の目的  配水管設置工事、設備更新工事に充当
  ・ 限度額     77,000千円
  ・ 起債方法    地方公共団体金融機構
(2)一時借入金
  193,000千円(9月企業債償還額相当)
(3予定支出の各項の経費の金額及び流用
  営業費用と営業外費用との間
(4)議会の議決を得なければ流用することができない経費
  職員給与費 30,742千円
(5)たな卸資産購入限度額
  7,000千円 

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

企業局経営改善計画(平成23〜25年度)の着実な実行
<主な行動計画>
@ 鳥取地区工業用水道の本格給水、適正規模の施設整備
A 需要拡大による給水収益の確保(企業訪問等)
B 経営の合理化・効率化(修繕費・委託費・動力費・薬品費の削減)
C 経常収支比率の改善
D 運転資金の確保(電気事業会計、一般会計からの支援のあり方)
E 施設の機能維持(計画的な漏水防止対策) 等

これまでの取組に対する評価

平成24年4月の鳥取地区工業用水道の本格給水に向けて適正規模による整備を進めるとともに、工業用水利用促進補助金を創設するなど需要の確保に努めている。
また、経常収支比率による数値目標(24年度:71%)設定し、経営の合理化・効率化を推進している。また、今後不足する運転資金の確保を図るため、一般会計からの出資金、電気事業会計からの借入金により、持続可能な経営の確保を図っている。

工程表との関連

関連する政策内容

経営の合理化・効率化と採算性の検証により公営で継続

関連する政策目標

1安くて豊富な工業用水の利用拡大、2持続可能な経営の確保、3施設の適正管理と安定供給


財政課処理欄

 第1期及び第2期経営改善計画に則り、経営改善に努めていただいている状況は評価しますが、現時点ではまだ一定程度の内部留保金があること等を踏まえ、平成24年度に一般会計借入金に係る未償還利息の免除を行うことについては、認められません。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 繰入金
前年度予算 2,044,685 271,300 0 0 0 633,000 0 894,513 245,872
要求額 1,150,028 0 0 0 0 77,000 0 823,878 249,150

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 繰入金
計上額 1,150,028 0 0 0 0 77,000 0 823,878 249,150
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0