公的機関が十分に対応できない大規模災害時において、地域住民による消火活動や救出・救護活動は、被害を軽減させる上で大きな効果を発揮する。
しかし、地域防災力の指標の一つである自主防災組織率は全国平均を下回っており、また、高齢化による要員不足や資機材不足、ノウハウ不足による活動のマンネリ化等により活動が停滞している地域があり、地域防災力を高める一層の取組が必要。
【鳥取県】64.4%(平成22年4月1日現在)
【全国平均】74.4%(平成22年4月1日現在)
意見交換や事例発表等により、組織間の連携強化や交流促進を図り連帯意識を向上させるなど、県内自主防災組織の組織化及び活動の活性化・定着化に向けた、地道な防災意識啓発活動を継続的に展開することが必要。
※県は、広域的な観点から地域防災力の向上に取組んでおり、その中で自主防災組織活動の充実化を支援。