(1)道路・河川等のライブ映像を公開することとで、大雨による増水等の危険を住民に知らせ、早期避難や安全確保に役立てるとともに、市町村・県の応急対策に利用する。
(2)国道・鉄道等は県をまたがって整備されており、県としていち早く情報収集並びに状況を提供する必要がある。
(3)中国5県の動向
中国5県の河川・道路映像及び河川水位情報の共有について、次のように協議を行っている。
○中国5県担当者間では共有について協議が整っている。
○11月17日中国5県担当課長会議で映像等の共有について同意する見込みであり、今後国に対して中国5県の総意として映像等の共有を行う協定の申し入れを行って行く予定。
(1)必要性
○大地震や原子力災害発生時には、県域を超えた避難経路を把握する上で情報収集が必要である。
○大規模広域的災害発生時の中国5県広域支援並びに中国・四国ブロックの相互応援の基本合意(案)が11月21日締結予定であり、早期に情報収集を行う必要がある。
○国道は県域を超えて整備されており、早急に情報収集するとともに、県民に情報提供する必要がある。
○水害等でJR等交通機関が影響を受けることもあり、幅広い情報収集と提供が必要である。
(2)効果
兵庫県佐用町の水害、国道9号雪害のように国道・鉄道等は県をまたがって整備されているため、県として早急に情報収集することにより、基本合意に基づく広域的な応援並びに対応が速やかに行える。また、雪害状況等を適切に提供する事により、二次的な被害抑制効果が期待できる。