これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(1)ポートセールス
既存航路に対するポートセールス及び平成21年6月に新しく就航した環日本海定期貨客船のポートセールスを県内外含め積極的に行った。
(2)境港のPR
境港貿易振興会と連携して、境港、松江、東京で境港利用促進懇談会を開催し、荷主企業、物流商社、船社に対して境港PRを積極的に行った。
(3)境港利用増進のための助成制度
新規利用を企業に促す際の「インセンティブ」(コンテナ助成制度等)としてH20年度から境港利用助成制度を創設し、企業への営業活動、航路活用の周知を実施した。
(4)境港利用企業へのフォロー活動
通関の円滑化、安定した輸送品質の維持等を目指して、関係各署と利用企業の間に入って働きかけを行い、境港利用の有益性を高める努力をした。
これまでの取組に対する評価
(1)ポートセールス
リーマンショック後のコンテナ取扱量激減から、翌年には回復基調となったものの、利便性向上のためには、さらなる新規貨物の獲得とベースカーゴの獲得による安定的な貨物獲得は必要であるため、積極的にポートセールス活動を実施・継続する。
○境港利用促進助成制度の利用実績(平成23年10月時点)
・新規利用助成制度
→現在27社(県内外)が利用<平成22年10月時点:21社>
・小口混載貨物利用助成制度
→現在2社(県内)が利用<平成22年10月時点:1社>
・境港利用拡大助成制度
→現在未申請<平成22年10月時点:実績なし>
・環日本海圏航路陸送経費助成制度
→現在5社(県内外)が利用<平成22年10月時点:9社>
(2)境港のPR
地方港との競争が激化していく中、通関の早さや充実した境港利用助成制度などを境港利用の強みとして県内外にPRしていくことは重要であり、継続した広報活動をしていくことが必要。