平成23年度に米子市の元町通り商店街振興組合が採択を受け国の補助金(戦略的中心市街地商業活性化事業費補助金)にかかる商店街環境整備事業(アーケード撤去事業)の2期工事として実施する商店街通りの環境整備(舗装整備、景観整備、ファサード整備、街灯整備等)に対し支援を行う。
目的・背景 | @アーケード設置から約40年近くが経過し、老朽化が進み安全上も問題があるアーケードを撤去、新しいコンセプトのもと商店街の魅力を高めること。 |
A認定中心市街地活性化基本計画の位置づけれた当該事業は、21年度に実施された法勝寺町商店街環境整備事業(県補助)で整備された舗道等と連結され、米子駅とにぎわいトライアングルゾーンをつなぐ重要な動線を整備するもの。 |
B舗装、街灯、景観整備等を行うことにより商店街の活性化を図る。 |
事業内容等 | @舗道整備:高齢者に配慮した滑りにくい素材を使うほか、椅子等のストリートファニチャーを整備。全長約240メートル。 |
A広場整備:元町パティオにベンチ、水飲み場等を整備、広場屋根の修景。 |
B景観整備:商店街の統一感の醸成やアーケード撤去後の雨天対策の為のファサード整備を実施。この他、LEDを活用した防犯灯や常夜灯、薬草等のプランター等を配置。 |
事業費・補助対象の内訳 | 全体事業費:72,386千円(内訳:本体工事費68,939千円、消費税3,447千円) |
財源:国庫補助金45,959千円(2/3)、県負担7,660千円(1/9)、市負担7,660千円(1/9)、自己負担11,107千円(1/9) |
*ファサード:建物の正面の外観の景観整備のこと。アーケード、カラー舗装、街灯等の整備と併せて、商店街の景観の向上等も図るもの。さらに、当該事業におけるファサード整備はアーケード撤去後の雨天時の対応も兼ねる。
【県の支援実績(類似事例)】平成21年度に(株)法勝寺町が商店街環境整備事業(舗装整備、街路灯設置等)を実施した際、県は、米子市と協調し補助。(全体事業費33,600千円の内、県は米子市と同額の3,555千円(1/9)を補助)