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平成24年度予算
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:商工費 項:商業費 目:貿易振興費
事業名:

ロシアビジネスサポートシステム構築事業

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商工労働部 経済通商総室 通商物流室  

電話番号:0857-26-7660  E-mail:keizaitsusho@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
24年度当初予算額 26,230千円 6,437千円 32,667千円 0.8人 0.0人 0.0人
24年度当初予算要求額 26,230千円 6,437千円 32,667千円 0.8人 0.0人 0.0人
23年度6月補正後予算額 30,088千円 13,580千円 43,668千円 1.7人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:26,230千円  (前年度予算額 30,088千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:26,230千円

事業内容

1 事業概要

○日露間のビジネス創出に向けた企業支援体制の整備を通じて商材取引創出を進め、環日本海貨客船航路の貨物確保による航路の安定化を図る。

    ○県内企業等のビジネス創出をサポートするため、(1)鳥取県ウラジオストクロシアビジネスサポートセンター運営事業、(2)境港ロシアビジネスサポートセンター運営事業、(3)ビジネス情報受発信事業の3事業を実施する「とっとり国際ビジネスセンター」に対する助成を行う(補助率10/10)
     ※運営元:(財)鳥取県産業振興機構

2 事業内容

(1)鳥取県ウラジオストクビジネスサポートセンター運営事業
 <16,800千円(18,000千円)>
 ウラジオストク市内に設置した(H22.1)ウラジオストクビジネスサポートセンターの運営費助成を行い、ビジネスマッチングや企業サポートに関する現地との調整・連携を図る。
 体制:ロシア人スタッフ2名、日本人管理スタッフ1名
 役割:ロシア情勢等現地情報収集、バイヤー等人脈及び販路の開拓、現地輸出入関連手続サポート、訪露団等現地受入コーディネート 等

(2)境港ロシアビジネスサポートセンター運営事業
 <5,400千円(6,000千円)>
 境港市に設置した(H21.5)ロシアビジネスサポートセンターの運営費助成を行い、ウラジオストクに設置するサポートセンターとの連携によるビジネスマッチングの促進に向け、国内での企業サポート機能に重点をおいた枠組みにて効果の促進を図る。
 体制:日本人スタッフ1名、ロシア人スタッフ1名
 役割:ロシアに関心のある日本企業へのアプローチ、海外ビジネス展開相談・アドバイス対応、軽易な通訳・翻訳サポート、ビジネスマッチング支援、輸出入関連手続サポート 等

(3)ビジネス情報受発信事業
 <1,200千円(3,600千円)>
 ロシアでのビジネス情報受発信を行うサイト運営委託を通じ、貨客船航路を活用した経済交流促進の取組みへの認知度を高めると同時に、ロシア側オファー情報の収集を図る。

(4)事務費<2,488千円(2,488千円)>
 とっとり国際ビジネスセンター  1,488千円
 標準事務費             1,000千円

(5)(社)ロシアNIS貿易会加入負担金(342千円)<0千円>

3 背景及び目的

○環日本海定期貨客船航路の安定運航に向けた取扱貨物の早期確保の必要性
○ロシアビジネス関心企業が安心して取り組める総合的なサポート体制の構築
○世界経済危機により低迷していたロシア経済の回復基調
○複雑かつ煩雑な許認可手続等情報収集の強化、現地での企業サポートへのニーズ

4 前年度との主な変更点

一定期間の事業成果を踏まえ、センターの体制及び委託業務内容の見直しを行う。業務委託内容は、相談アドバイス対応、情報収集・発信、通訳・翻訳、物流形成等とする。

(1)鳥取県ウラジオストクビジネスサポートセンター運営事業  
・昨年、移転開設したことを踏まえ、継続した情報発信の観点から事務所は現在の場所に継続する。
・ロシア人スタッフ3名⇒ロシア人スタッフ2名、日本人管理スタッフ1名

(2)境港ロシアビジネスサポートセンター運営事業
・とっとり国際ビジネスセンターと連携した事業展開を図るため、事務所をとっとり国際ビジネスセンター内に移転する。
・スタッフ3名(2名はふるさと雇用基金)⇒スタッフ2名(1名は緊急雇用)

(3)ビジネス情報受発信事業
・Webサイト設置経費⇒Webサイト維持管理経費

(4)事務費
・とっとり国際ビジネスセンターへの委託事務費を予算化

(5)(社)ロシアNIS貿易会加入負担金
・新規に(社)ロシアNIS貿易会に加入するため負担金を予算化

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

・環日本海経済活動促進協議会の立ちあげによる民間取引意識の醸成支援
・ロシア側地方行政府関係者、ロシア大使館、ロシア通商代表部等との協力関係醸成
・ロシア企業等招聘、受入による商談機会の創出
・境港を活用した輸出入環境整備への助成
・鳥取県ウラジオストクビジネスサポートセンター開設によるロシアでの情報収集(制度、オファー情報等)、情報発信の強化
・鳥取県ウラジオストクビジネスサポートセンターと境港ロシアビジネスサポートセンターの連携による地域企業サポート体制の構築
・ロシアの有力な民間団体の組織、人脈を活かしたビジネスマッチングの促進
・ロシア側企業との連携による貨客船航路を活用した円滑な物流ルートの構築

これまでの取組に対する評価

・経済交流の当事者になり得る民間組織との連携が進みつつある
・現地での鳥取県、貨客船航路、ビジネスサポート等に関する認知度が各段に向上
・トライアル輸出により、日露間取引の各種問題点が徐々に明らかになりつつある。
・日露双方ともビジネスに取り組む企業の裾野拡大が遅れている
・ロシア側主導による日露間の物流形成への取組が進みつつある
・実際の取引に際しては、(1)複雑で煩雑な輸出・販売手続、(2)現地での品質管理体制の不備、(3)日露のビジネススタイルの相違、(4)ロシア語への対応などパートナー企業との意思疎通、関係醸成の困難さ、(5)ロシア極東市場規模の限界などの諸問題があり、企業へのサポートやフォローアップを実施しなければ、一筋縄には具体的な取引成立に至らない現状がある
・ロシア側の人脈を中心として、貨客船航路活用の動き、日露間の物流サービスの構築などに向けた自主的な取組が進みつつあり、具体的な商取引に着実に結びつけていくための効率的なサポートを継続し、境港の魅力向上と具体的な成功取引事例創出により、対露ビジネス関心企業の更なる裾野拡大と境港への取引貨物の集約を進める

工程表との関連

関連する政策内容

境港の物流拠点化

関連する政策目標

境港の取扱貨物量増加


財政課処理欄

 NIS貿易会の加入について、H24は認めますが、H25以降については、成果を見て改めて判断することとします。県内企業が十分にメリットを享受できるように努めてください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 30,088 0 0 0 0 0 0 0 30,088
要求額 26,230 0 0 0 0 0 0 0 26,230

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 26,230 0 0 0 0 0 0 0 26,230
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0