(1) 因幡街道交流会議の社会実験と社会実験後の周辺地域への展開の支援
○因幡街道交流会議の社会実験について
平成23年度社会実験として「SA・PAが無い」「無料である」などの鳥取自動車道の特徴をとらえて、旧道沿線施設への案内看板により道路利用者の利便性増進と旧道沿線の活性化を図る。
今年度は12月ごろから道の駅「かわはら」を中心とした社会実験を行い、効果の検討、問題点の抽出を行い、来年度はさらに広い範囲での社会実験を目指す予定。
(参考)今年度の社会実験について
日程:平成23年12月〜平成24年1月
(平成23年度末までに実験成果を提出)
予算:10,000千円 (国土交通省が社会実験として実施)
○支援として行うことについて
因幡街道交流会議による社会実験を支援するため、道路管理者として可能な協力を行う。また、社会実験の結果の活用へ向けて、関係する団体との連携を支援する。
社会実験の結果の活用として、鳥取自動車道沿線の佐用町から鳥取市までの区間の沿線に加え、鳥取市周辺の山陰道において同様の取り組みを行うことや、鳥取県東部の国道29号等の一般国道へと人・物の流れを作っていくことを検討する。
(2)支援への体制作り
○沿線活性化のための庁内組織の結成
社会実験により得られた成果や問題点を関係団体や市町村から意見を聴取し、庁内で情報伝達、役割分担を明確化にした組織作りを行い、連携した活動を行う。
そのような庁内での支援の仕組みを様々な団体が利用できるよう一般化していく。