査定結果
(1)鳥取式作業道開設士認定講習会開催 計上(2,719千円)
(2)巡回指導 ゼロ(560千円)
【査定理由】
開設士認定後のフォローアップまで行う必要はありません。相談体制の確立、再研修機会の提供などの支援体制の構築を検討してください。
調整要求理由
・平成18年度以降、144名の鳥取式作業道開設士を養成し、開設路線数、延長は、徐々に伸び、開設士は、県内で活躍している。
【鳥取式作業道開設実績】
| H19 | H20 | H21 | H22 |
路線数 | 20 | 18 | 26 | 28 |
開設延長(m) | 8,765 | 7,629 | 13,229 | 15,738 |
・しかし、開設現場は多種多様で、開設ルートの選定、施工等に不安を抱くこともあり、開設士から指導を求める声もある。
・現在、県(林業改良指導員)が主体で、開設士への相談、研修会などを開催して開設士のフォローアップをしている。
・しかし、林業改良指導員は、機械操作が出来ず、理論的な指導が中心になっている。
・林家、素材業者などは、徐々に開設技術が自己流に戻り、基本に沿った開設が出来ていない状況もある。
・そこで、経験豊かで機械操作に熟練した外部講師により現地で、実際に機械を模擬操作し、習得させる指導が不可欠なことから、巡回指導が必要。
調整要求内容
巡回指導
○内容
開設士のスキルアップのための巡回指導を実施
○委託先:(財)鳥取県建設技術センター
○指導回数:延べ10回
○巡回予定者:森づくり作業道整備事業を活用する開設士
(林家、素材業者を中心)
○巡回時期:7月〜12月
○委託費:266千円
○一般事業要求時からの変更点
・講師単価の見直し(30,000円/日→10,000円/日)
・巡回予定者の限定
(林家・素材業者を中心に森づくり作業道整備事業を活用する開設士)