(現状)
・平成23年7月30日に、智頭町森林セラピー基地がグランドオープンし、大盛況であった。
・今年のセラピー客数1,500人、民泊利用者250人と好調。
・智頭町森林セラピー基地は、既に西日本一の森林セラピー基地になり得る状況。
・既に、森林セラピーと三朝温泉等をセットにしたヘルスツーリズムメニューなど、県東中部の観光地との連携が生まれつつある。(他県の温泉地との差別化)
(背景)
・平成24年度に鳥取自動車道が開通し、関西からのアクセスが良くなり、智頭町は関西圏からの玄関口となる。関西圏から最も近い智頭町が観光地として発展することで、鳥取がもっと身近になる。
・平成24年度にJR西日本が山陰デスティネーションキャンペーンを実施。
・仕事のIT化などによる疲労感から、森林、温泉、田園など、旅行に癒しを求める人が増えている。
・山ガールやアウトドアファッションの流行から、森林が観光地、コンテンツとして注目されている。
・観光業界も、これまで観光地とはひと味違った観光コンテンツを求めている。
(課題)
・しかし、森林セラピー基地はスタートしたばかりであり、今後リピーターを確保するためには、森林、山村の資源を活用したバリエーション豊かなメニューを開発し、取り組む必要がある。
・智頭町には宿泊施設が少ないため、古民家民泊や小学校空校舎などを、地域にあった宿泊施設とすることで、オリジナリティーある観光地へ発展させる。
・食文化を発展させ、満足度の高いセラピー食の提供が必要。
・他の観光地との連携を発展することで、トータルで満足度の高い観光資源とする必要がある。