(1)融資事業
平成24年度 :27,500千円、平成25年度:27,500千円
区分 | 内容 | 負担割合 | 要求額 |
乳牛緊急増頭事業 | 乳牛を緊急的に導入するための大山乳業に貸付ける。 | 県 1/2
大山乳業農協
1/2 | 平成24年度:
27,500千円
平成25年度:
27,500千円 |
(2)助成事業
分娩2回までに生じた受精卵移殖等の育成経費増加分について1/2を助成
対象となる育成経費
育成段階
・不受胎等による育成期間延長の経費
・受精卵移植等の際の不受胎等による経費
農家預託段階
・疾病・流死産など共済対象外経費
・2産目の受精卵移植等の際の不受胎による経費
(1)県内酪農を取り巻く環境の悪化により、10年後には農家戸数、成牛頭数はそれぞれ▲40戸、▲2,000頭となり生乳生産量も現状の58,000tから48000tと大きく減少する見込み
(2)県内育成牛は、主に自己牛の更新用に飼育されており、早期に県内乳牛頭数を増加させるためには、緊急的に県外(北海道)から乳牛の導入が必要である。
(3)大山乳業農協等酪農に関連する業務に関わる雇用者は約700人であり、このまま生乳生産量が減少すると雇用に大きく影響することは必至
(4)大山乳業農協は県内唯一の酪農組合であり、そのブランドである「白バラ牛乳」ブランドは関西圏のみならず首都圏でもその味、安全性の面から大いに支持されている
(5)「白バラ牛乳」ブランドで鳥取県をPRするために、アイスクリーム等の乳製品を活用して県内各地の農産物の売り込みやロシア・中国等への輸出により更にブランドを広げていく上で、生乳生産量の落ち込みは致命的
(6)そこで県、大山乳業農協と有識者で「やらいや酪農プロジェクト」を立ち上げ、鳥取県酪農振興プログラムをつくり、県内の今後の酪農のあり方やブランド化の強化について検討しているところ