○本県製造業の生産は、東日本大震災によるサプライチェーンの途絶による落ち込み以降、三洋CE問題も重なり、低下傾向。
○為替は引き続き円高傾向のまま推移しており、輸出企業の採算を割る円高水準であり、製造メーカーの国内事業環境は依然として厳しい状況。
○有効求人倍率は、緩やかに回復し続け、7月には0.71倍となっているが、生産工程の職業に関しては、0.5倍を下回る水準であり、雇用情勢は依然として厳しい情勢。
○製造業の従業者数、事業所数は、中長期的に減少傾向で推移。
○今後5年の見込みとして、国内投資は、「増加させない」という大企業が約8割。それに対して、海外設備投資は、約7割の大企業が「増加基調」としている。