○少子・高齢化が全国でもいち早く進んでいる鳥取県においては、県民の健康で活力ある生活が不可欠となっており、スポーツに対するニーズが高くなっている。
○日本の最高技術を駆使して芝生化している布勢運動公園や、日本のみならず海外からも一流アスリートが訪れるトレーニング施設(ワールドウイング)をはじめ、世界に誇れるスポーツ環境を鳥取県は有しており、スポーツを通じた地域づくりが行える可能性を秘めている。
○ガイナーレ鳥取のJ2昇格を機に、ガイナーレ鳥取が県の誇るスポーツ財産のシンボルとなっている。
要求額:8,814千円 (1)+(2)
(1)鳥取方式の芝生化とスポーツを通じた地域づくり事業
(ガイナーレ鳥取が主体)
・主に鳥取方式で芝生化した公園、校庭等において、年齢、性別等関係なく全ての地域住民の方々を対象にし、体を動かして楽しめるいろいろな遊びやスポーツの開催。
・事業と並行して、芝生サンプルの敷設・パネル展示などにより鳥取方式の芝生化の魅力を感じてもらい、校庭等の芝生化の理解を促進する。
・ガイナーレ鳥取の選手が自治会、地域づくり団体、幼稚園等へ訪問し、協働して地域イベント(祭り、納涼会等)等に取組み(行事の一部を担当するなど)、その上で鬼ごっこや公園あそび、読み聞かせ等、地域の子どもたちと体を動かしながら触れ合う。
※参加者に対してホームゲーム招待券を贈呈。(ガイナーレ鳥取負担)
要求額:5,753千円(株式会社 SC鳥取への委託)
○イベント開催費用 3,780千円(東部3回、中部3回、西部3回)
○芝生敷設等 1,050千円(中部、西部について5回)
○地域との協働費用 923千円(全県50回)
(2)地域づくり団体等との協働事業
(地域づくり団体が主体)
・地域づくり団体等がガイナーレ鳥取を活用する取り組みを、ガイナーレ鳥取が積極的に支援しながら実施していく。
■実施団体に対する助成金の交付 1,000千円(1団体上限 100千円) ・・・@
【想定事業例1】子育て事業への活用
鳥取県内で子育て事業を行っているNPO法人が、ガイナーレ鳥取の選手を招いて年中行事を実施する取り組み(春の遠足、秋の運動会などに選手を招き、遠足では引率、運動会では競技への参加や運営の手伝いをしてもらう)を実施。
【想定事業例2】スポーツイベントへの活用
鳥取県内でスポーツを活用した地域振興の取り組みをしている団体が、主に県内の子供を対象にサッカー、陸上など複数の競技を融合させたイベントを開催。ガイナーレ鳥取の選手は、競技の進行、競技後のサッカー教室の開催、競技への参加など、様々な形でイベントに協力。
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■補助事業の広報、採択事業支援等に関する委託
(株式会社 SC鳥取への委託) 1,761千円 ・・・A
・地域づくり団体等がガイナーレ鳥取と協働して事業を行うことで、ガイナーレ鳥取と地域とのつながりを生み出し、ガイナーレ鳥取が地域に根ざし県の誇りとなるチームに成長するよう後押しする。
・ガイナーレ鳥取は、採択団体の事業実施にあたり、プロスポーツチームとしてチームやそのスポンサーの広報活動を行ってきた経験や、これまで取り組んできた地域活動の経験を活かして広報及び事業支援に取り組む。
・補助金の交付を受けた地域づくり団体、NPO法人等の団体は、ガイナーレ鳥取の経験や人財を積極的に活用し、様々な取り組みを実施することにより、活気のある地域づくりを進めていく。
※参加者に対してホームゲーム招待券を贈呈。(ガイナーレ鳥取負担)
要求総額:2,761千円(@+A)
標準事務費:300千円