1 査定内容
大気常時監視自動計測器の各種更新について、システム改修、風向・風速計の更新を優先することから、ゼロ査定。
PM2.5の常時監視体制整備について、来年度以降に検討することから、ゼロ査定。
2 復活要求内容
SPM計線源の交換
・米子市役所局の当該機器は、使用開始後7年経過しており、線源はほぼ減衰している状況である。早急に線源を交換しないと適正な測定結果が得られなくなることから要求。
NOx計の更新
・倉吉保健所の当該機器は、購入後10年経過しており、故障発生の可能性が高い。定期点検で、ネジ等の固着により部品交換が出来ない箇所等の発生が報告されていることから要求。
・2器要求(鳥取保健所、倉吉保健所)から1器更新(倉吉保健所)に変更。
・1器(鳥取保健所)については、更新しないことから定期点検委託費を要求。
微小粒子状物質(PM2.5)常時監視体制の整備
・環境基準の設定を受け、大気汚染防止法に基づく常時監視が必要であることから要求。
・県東部(鳥取保健所)に設置されているのみであり、1日平均値で基準超過する日もあり、本県の濃度レベル(分布)の知見は得られていない。県全域の濃度傾向を把握する必要がある。
・3局整備(倉吉保健所、米子保健所、山間部)から他項目との関連を分析できる既設の1局(米子保健所)に変更。
3 事業概要
・老朽化した大気常時監視自動計測器の更新
・新たに測定が必要となったPM2.5の測定実施体制整備
4 復活要求額
【調整要求額:47,643千円】
(内訳)
委託料:1,237千円
・SPM計線源(米子市役所)の交換:466千円
・PM2.5大気測定局日常管理業務(米子保健所):190千円
・NOx計(鳥取保健所)定期点検業務:581千円
備品購入費:46,406千円
・NOx計(倉吉保健所)の更新:4,242千円
・PM2.5質量分析計(米子保健所):5,250千円
・PM2.5採取装置(1台):3,518千円
・エネルギー分散型分析装置(1台):33,396千円