【県内各地の沿岸漁業操業体験(拡充)】
○体験者5名分
137,400円×5名=687,000円・・・@
【1ヶ月間の短期研修(継続)】
○沖合漁業 428,000円 ×15名 =6,420,000円
○沿岸漁業 424,600円 × 5名 =2,123,000円
計8,543,000円・・・A
要求合計額(@+A):9,230,000円
標準事務費:60,000円
○新規就業者が漁業着業を目指す際に以下ような点が問題となっている。
【独立就業を目指す場合】
○現在の漁業研修制度では、新規就業者は、県内各地の沿岸漁業実態を、理解できない状態で、漁村地区へ参入することになり、自らが将来、就業したい漁業種類や経営イメージを十分に検討できていない。
○長期研修を行う漁業者からも、ある程度、県内漁業について知識・技術を持った者であれば受入しやすいといった意見も多い。
↓
○県内漁業について広く理解するための機会が必要
○漁業者として独立するための素地を作る機会が必要。
【乗組員としての就業を目指す場合】
○漁業に対する適性(船酔いの有無、危険予測の能力、漁船上での生活サイクルへの順応等)が、乗船前に見極めができない。
○新規就業者が受入後、1航海で下船するケースも多く、その場合、受入れに要した経費(備品代等)は船主が負担することになり、船主が新規就業者の受入に消極的になる。↓
○新規就業者を安定的に定着させていくためには、長期的な研修に入る前に、1ヶ月程度の体験乗船、漁業体験の実施による適性の見極めが必要。
○指導者、就業希望者ともに短期間の漁業体験を通して、長期的な研修の実施の可否について検討する期間が必要。