1 事業概要
平成24年度末で5年のリース期間満了となるセキュリティ対策機器(ファイルサーバ)を、災害用バックアップサーバも兼ねて5年保守込みリースにより更新する。
2 装置説明
(1)セキュリティ対策機器(ファイルサーバ)
原則、外部記録媒体を廃止し、警察情報を一括管理するための機器として平成20年4月から導入済み
【現在の設置場所】
通常業務で使用している情報を保存しており装置又は回線障害時を考慮し、警察本部と警察署に設置している。
(2)災害用バックアップサーバ
行政の情報システム化が進んでいるなか、情報の喪失及びシステム障害等が問題となっている。警察においても情報の喪失は重大な問題であるため、東日本大震災を教訓に、大災害時においても鳥取県警察が保有する各種システムの重要情報が喪失することのないよう警察本部庁舎にバックアップサーバを新規整備する。
3 所要経費
保守込みリース期間 H25.4.1〜H30.3.31の5年間
債務負担行為額 10,290千円(2,058千円/年)
※現契約 10,925千円(5年総額。2,185千円/年)
(標準事務費枠内で更新要求)
4 経費削減方策
(1)警察本部庁舎(単一箇所)での保管
災害時においても完全に情報喪失を防ぐためには、離れた複数の箇所で保管すべきだが経費が膨らむことから、当面、防災拠点として耐震性の優れた警察本部庁舎は倒壊しない前提の単一箇所での保管(警察本部庁舎内の機器は災害用バックアップの対象外)とした。
(2)ハードウェアの共有
警察本部に設置のセキュリティ対策機器(ファイルサーバ)については、警察署のファイルサーバもバックアップできる容量に拡張し災害用バックアップサーバとしても兼ねて使用し、かつ現契約より安価な額で整備できる。