1 事業の概要
県政・県議会への関心を高める取組を促進するとともに、討論の場として議場を活用することで開かれた県議会をさらに推進するために、高校生を対象とした学生議会を開催する。
2 これまでの取り組み
平成19年には県内高校生を対象とし、学生が質問、知事、県議会議長、教育長などが答弁を行う「夏休み高校生議会」、平成20年には対象を大学生まで拡充し、学生同士が質問・答弁を行う「鳥取県の次世代を担う学生議会」、平成21年度には大学生・高等専門学校生を中心にし、部局長が答弁を行う「平成21年度学生議会を開催してきた。
いずれの学生議会においても参加学生、傍聴者から高評価を得ているものの、「本会議場を利用した学生議会である」こと以外は議会及び議員との関わりが薄く、問題点も残る結果となっていた。
3 平成24年度学生議会の開催概要(問題点解決策)
○開催期日:8月上旬〜中旬ごろ
○実施形式:本会議形式(学生の質問に対して県執行部が答弁)
○対象:県内高校生
議長:2名(交替制)
質問者:14名程度
答弁者:県執行部
●議員の関与
平成24年度に開催する学生議会においては、質問作成段階から議員が指南するなど、議員関与の度合いを強め、質問内容の成熟を図っていくこととする。
●会議時間の短縮
質問者数に比例して、本会議場での拘束時間の増え、また、質問をする学生の集中力低下が指摘されており、これについては、質問者を入れ替え制にすることにより、本会議場での拘束時間の短縮を図る。
4 所要経費
(1)旅費(279千円)
事前説明会及び開催日当日の質問者及び随行者の旅費
(2)食糧費(31千円)
開催日当日の質問者及び随行者の弁当代
(3)反訳料(82千円)
質問答弁のテープ起こし
(4)報償費(129千円)
質問者記念品及び手話通訳者謝金
(5)ケーブルテレビ放送料(133千円)
学生議会の模様をケーブルテレビで放送するための放送料