これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<政策目標>
生活排水処理人口普及率の向上
<生活排水処理人口普及率>
平成22年度実績 90.7%(うち浄化槽 7.4%)
これまでの取組に対する評価
<自己分析>
浄化槽は県内に約32,000基設置されており、各種届出や現地調査等でその設置状況の把握に努めるとともに、悪臭等の苦情には迅速に対応し住民の生活環境の保全に寄与している。
しかし、浄化槽は数が非常に多く、またその多くが住民の個人管理であり、浄化槽の全てを県が把握しきめ細かい指導監督を行うのは困難な状況。
本来浄化槽は、市町村が主体となるべき生活排水対策の一つの方策であり、当該事務は下水道・集落排水と併せて市町村が処理すべき性質のもの。地域や住民の情報に熟知し、また浄化槽と関連の深い下水道・集落排水と併せて市町村が処理することで、効率的・効果的な指導監督を行えることから、同意の得られた市町村に順次権限移譲(※)を行っているところ。
【移譲済み市町村】倉吉市・岩美町・八頭町・湯梨浜町・琴浦町・日野町
※ただし、広域的事務(保守点検業者の登録事務、指定検査機関の指定)は引き続き県で行う。
<改善点>
・市町村へのさらなる権限移譲の推進
・適切かつ円滑な事務を行うため、事務処理マニュアルを作成。
・定期的な担当者会議の開催