とっとり美食Ｂｒａｎｄ戦略推進事業

「食のみやこ・やらいや農林水産業プロジェクト会議」におけるプロジェクトチームの一環として、平成23年度に「ブランド化プロジェクト会議」を設置したところであるが、平成24年度も継続して設置し、「首都圏での情報発信によるブランド化戦略」（以下「ブランド化戦略」という。）を策定する。
※「ブランド化プロジェクト会議：」以下の「ブランド化プロジェクトチーム」及び「ブランド化女子会」の総称

ア）ブランド化プロジェクトチームの設置
農業関係団体（農協、全農他）、県関係課の20名で構成し、ブランド化戦略策定品目を選定するとともに、ブランド化戦略を策定する。
【策定品目】
・H23年度：鳥取和牛オレイン５５
・H24年度：梨新品種（なつひめ、新甘泉）、トロハタ
・その他品目については今後検討

イ）ブランド化女子会の設置
（報償費：631千円、旅費：576千円）
従来の生産者目線に加え、消費者として食品に接する機会が多い女性の目線もブランド化戦略構築に反映させるため、県庁女性職員及び県庁外からもメンバーを募って平成23年度に「ブランド化女子会」を結成した。
平成24年度も引き続き設置し、ブランド化プロジェクトチームにブランド化戦略案を提案する。

（２）　ブランド化コミュニケーション戦略実践事業
（委託料：12,000千円）
ア）平成23年度ブランド化戦略策定品目
平成23年度にブランド化プロジェクト会議で策定したブランド化戦略（H23〜H26年度）のうち、平成24年度実施分について、首都圏におけるコミュニケーション戦略を実践する。
【品目】鳥取和牛オレイン５５
【内容】　
・コンセプト開発
・TVパブリシティ（情報番組）
・イベント（有名人による料理教室）
・雑誌タイアップ（女性誌）
（事業実施経費：5,000千円）
イ）平成23年度ブランド化戦略策定品目
女子会のアイデアをもとに、プロポーザル方式で首都圏での事業実施者を選定する。選定事業者は女子会と協議、検討を重ね、梨新品種（なつひめ、新甘泉）の年度別行動計画を作成する。また、平成24年度計画分について首都圏におけるコミュニケーション戦略を実践する。さらに、トロハタのブランド化戦略策定に着手する。
【品目】梨新品種（なつひめ、新甘泉）、 トロハタ　　　　
【内容】枠予算（ブランド化戦略策定に係るｱﾄﾞﾊﾞｲｻﾞｰ料1,000千円×２品目、梨新品種の平成24年度計画分の事業実施経費5,000千円の計7,000千円）　

（２）情報発信力が高い首都圏で、リーディングブランドとなることが期待される県農水産物の効果的な情報発信を行い、ブランド力を高めることで「食のみやこ鳥取県」を定着させ、食を通じた鳥取県の認知度向上を図る必要がある。
（３）平成２３年度は、推進体制を整備、鳥取和牛オレイン５５のブランド化戦略を策定し、取組を開始したところ。平成24年度から鳥取和牛オレイン５５のPRを本格的に開始するとともに、梨新品種のブランド化戦略を策定後、トロハタのブランド化戦略策定に着手する。また、梨新品種については平成24年度よりPRを開始することとしている。