これまでの取組と成果
これまでの取組状況
<目標>
○果樹、野菜、花き、作物、畜産、農業機械の農場実習を通じて、実践的な農業技術と経営感覚を身につけることによって、次代の農業・農村を担い、指導的な役割を果たしうる人材を育成する。
<取組>
1.果樹:特産のナシを中心にカキ、ブドウ、リンゴ、モモの栽培実習。
2.野菜:スイカ、白ネギ、トマト、イチゴ等県の主要野菜の栽培実習。
3.花き:ストック、シンテッポウユリ、パンジー等県の主要花き栽培実習。
4.作物:水稲、大豆の栽培実習、大豆ほかの加工実習。
5.畜産:乳牛、和牛の飼養管理、粗飼料の収穫・調製実習。
6.農業機械:大型特殊、けん引免許(農耕用)の取得、農業機械の操作・点検等の実習。
これまでの取組に対する評価
<評価>
○果樹では、鳥取県オリジナル品種を中心とした新品種への更新を完了した。
○野菜、作物では、鳥取県特別栽培農産物の認証により、環境保全型農業と高付加価値化の学習を積極的に進めた。
○花きでは、「切り花保存剤」を活用した切り花の高付加価値化の学習をとおして、消費者ニーズの把握と販売意欲の向上を図った。
○畜産では、使用管理の改善により乳量の向上、共進会で受賞するなどの成果を上げ、学生の技術向上を図ることができた。
○実践教育を通して県内の主要な品目の栽培技術の習得と、先進的な栽培技術に取り組み、実践力を高めることができた。
○農大市や市場研修を通して生産物の流通・販売に対する意識が高まり、販売を意識した栽培管理に取り組むことができた。
○農場での生産物を利用した加工品の開発に積極的に取り組み、商品化することができた。その結果、6次産業化に対する学生の意欲が大幅に向上した。