事業名:
ロシア極東地域交流推進事業
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文化観光局 交流推進課 ロシア交流担当
トータルコスト
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事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
24年度当初予算額 |
3,773千円 |
19,310千円 |
23,083千円 |
2.4人 |
0.0人 |
0.0人 |
24年度当初予算要求額 |
4,541千円 |
19,310千円 |
23,851千円 |
2.4人 |
0.0人 |
0.0人 |
23年度6月補正後予算額 |
4,021千円 |
12,781千円 |
16,802千円 |
1.6人 |
0.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:4,541千円 (前年度予算額 4,021千円) 財源:単県
一般事業査定:計上 計上額:3,260千円
事業内容
1目的
(1)2010年5月に締結したロシア沿海地方との「友好交流に関する協定」及び2010年11月にハバロフスク地方と調印した「友好交流に関する共同声明」により、ロシア極東地域との交流を継続していくことが必要である。
(2)引き続き交流事業を実施することにより、ロシア極東地域における鳥取県の認知度を高め、友好交流関係を発展させていく。
(3)また、県民のロシアに対する関心を高める取組を実施し、相互理解を進展させる。
2事業内容
(1)ロシア極東地域との青少年交流事業
(鳥取県への代表団受入)
・柔道(2009年度、2011年度受入)及びバスケットボール
(2010年度受入)青少年団を鳥取県に受入れ、県内の青少年との合同練習・練習試合を実施する。
・受入時期:7月及び8月(夏休み期間中)
・経費負担:
(県:滞在期間中の貸切バス費用を負担《標準事務費対応》)
(ロシア側:その他経費を負担)
(2)「第4回鳥取県文化デイズ」の開催
・沿海地方及びハバロフスク地方において、日本伝統文化
(書道展及び和楽器演奏)を紹介する展示会・イベントを実施。
・実施時期:3月
・実施場所:沿海地方ウラジオストク市、
ハバロフスク地方ハバロフスク市
・経費負担:
(県:派遣講師の渡航・滞在旅費、報償費)
(ロシア側:会場借上料)
(3)「とっとりロシアなう」お届け事業
・県民のロシアに対する関心を高めるため、ロシアに親しみをもっていただくための行事を実施する。なお、実施にあたっては、県内で開催される行事・イベントと連携して実施する。
(講師派遣旅費、報償費及び上映会委託料)
【実施イベント】
○「マトリョミン」演奏会&講習会
・実施時期:9月
・場所:わらべ館(土日に実施されるイベントの一つとして)
・内容:東京から講師を招へいし演奏会を実施するとともに、
参加者が「マトリョミン」の体験講習をうける。
※「マトリョミン」とは、ロシア人形「マトリョーシカ」の形をした楽器。手をかざすと音が出るロシア発祥の電子楽器「テルミン」の仲間。
○「マトリョーシカ」をつくってみよう
・実施時期:10月
・場所:わらべ館(土日に実施されるイベントの一つとして)
・内容:東京から講師を招へいし、「マトリョーシカ」の絵付け体験を実施する。
○ソ連時代のアニメーション映画上映会
・実施時期:8月
・場所:米子市内
・内容:「国際まんがサミット」が来年11月に鳥取県で開催されることから、県内で実施されるアニメイベントと連携してソ連時代アニメーション映画上映会を実施する。
(注:ソ連時代のアニメーションは我が国のアニメーションに多大なる影響を及ぼしている)
○「ロシアにおける村上春樹の受容」講演会
・実施時期:11月
・場所:県立図書館(定期公開講座)
・内容:村上春樹は、ロシアで最も有名な日本人の一人。
数多くの作品が翻訳されており、県立図書館にも蔵書がある。極東国立総合大学(ウラジオストク)卒業で、村上春樹の翻訳家として知られるコヴァレーリン・ドミトリー氏を招待して講演会を実施する。
○鳥取県食材でつくる「ロシア料理」試食会&料理教室
・実施時期:10月
・場所:「食のみやこ鳥取県フェスタ」
・内容:ロシア専門料理人を招待して、県産食材を利用した「ロシア料理」試食会及び料理教室を実施する。
○ロシア現代デザイン&ファッションショー
・実施時期:11月
・場所:米子市内
・内容:県内で実施される民間のファッションショーと連携して現代ロシアにおけるデザイン紹介&ロシア人モデルによるファッションショーを実施する。
(4)国際交流員によるロシア講座
国際交流員が県内で実施される生涯学習講座、公民館イベント夏祭り等を訪問し、ロシア文化講座及びロシア文化体験プログラムを実施する。(標準事務費対応)
3事業棚卸の結果
本事業は事業棚卸の対象となった。結果及び改善方針は以下のとおり。
(1)採点結果 改善継続
(必要性:2.7点、効果性:1.9点、実施主体:2.6点)
(2)総括コメント
・ロシア極東地域との経済・交流活発化という目的の一環として、県が本事業を実施する必要性はある。
・効果性は、航路活用等による県内経済成果の拡充という交流活発化の先にある目的に、県庁内及び関係機関での認知、情報共有、活動に十分結びついていないため、目的指向性を高めた交流としていくことが必要である。
・実施主体も、交流推進課に止まらず県庁の部局横断的取り組みとすることが必要である。
(3)改善策
・部局間において情報十分に共有し、各部局が実施するロシア関連行事が効果的となるよう定期的に協議していく。
・県民のロシアに対する関心を高める行事を、他部局及び民間が実施する行事と連携して実施する。
4予算内容 4,541千円
(1)ロシア極東地域との青少年交流事業 (標準事務費対応)
(2)「第4回鳥取県文化デイズ」事業 1,281千円
(3)「とっとりロシアなう」お届け事業 1,860千円
(4)標準事務費 1,400千円
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
○両地域首脳間交流の機会を利用した行事、環日本海定期貨客船就航により、ロシア極東地域の「鳥取県」の存在感は、高まっており、幅広い分野における交流が発展していくためのロシアにおける基盤づくりはできた。
○これに伴い、県内ロシア人宿泊者の増加、大学間交流の進展(鳥取環境大学とウラジオストク国立サービス大学との交流)、民間交流の発展にも結びついている。
これまでの取組に対する評価
○ロシア沿海地方における鳥取週間事業(平成21年度)、ウラジオストク150周年記念事業(平成22年度)、鳥取県と沿海地方との友好交流20周年事業という大規模行事を実施することにより、「鳥取県」の認知度は飛躍的に高まった。
○但し、県内におけるロシア極東地域に対する認知度が低い。
工程表との関連
関連する政策内容
友好交流地域との国際交流の積極的な推進
関連する政策目標
既存の地域間ネットワーク及び本県が持つ地勢的優位性を活かすべく戦略的な連携を構築
財政課処理欄
沿海地方及びハバロフスク地方における「鳥取県文化デイズ」実施経費の計上は見送ります。
事業棚卸しの結果を踏まえ、まず、県民のロシアに対する理解を深める取組みを集中して進めてください。
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
4,021 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4,021 |
要求額 |
4,541 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
4,541 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
3,260 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3,260 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
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別途 |
0 |
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