本サミットは、本県、韓国江原道、中国吉林省、ロシア沿海地方を構成員として1994年より開催(2000年からモンゴル中央県が参加)。これまでに、サミットでの合意により、経済協議会、環境保護機関実務者協議会、大学教授協議会、マスコミ代表者会議が設立された。さらに、DBS航路、米子・ソウル便の利用促進に対する相互協力等についても合意がなされるなど、各分野での相互連携、協力の契機となっている。
●2012年の本会議は、以下の理由により4月上旬に開催予定。
・東日本大震災から1年が経過した時期に開催することで、風評被害の払拭と同時に日本の復興を北東アジア諸地域にアピールできる。特に友好地域の首長に来県いただくことで、各地域住民に本県に対する安心感を醸成する。
・日本のイメージである「桜」の開花時期に開催することで、より効果的かつ印象的に行事を演出できる。
・夏の観光シーズンを前に山陰海岸ジオパークをPRし誘客を図るとともに、2012年11月に開催する国際マンガサミットを広報する。
・2012年9月にロシア沿海地方でAPEC(アジア太平洋経済会議)開催予定であり、この前後のサミット開催は沿海地方の参加が困難。
●なお、本サミット開催に併せて各種関連事業を実施する。