【吉林省との交流】
1 事業概要
吉林省との友好交流を推進するため、青少年芸能交流団の派遣を行う。
2 事業の目的・背景・効果等
本県と吉林省は1994年の覚書締結以来、各分野で交流をすすめている。
2009年度、吉林省との友好交流15周年事業で中学生卓球団の派遣、高校生芸能団の派遣、吉林省歌舞団(青少年)の受入等を行い、今後も青少年交流を継続していく機運が高まった。
この青少年交流を一過性のものとせず継続すべく、2010、2011年度も引き続き高校生芸能団を派遣している。
来年度も吉林省で青少年芸能交流事業が開催される予定であり、これに青少年芸能交流団を派遣する。
⇒ (1)青少年文芸交流団の派遣
3 事業内容
(1)青少年芸能交流団派遣
吉林省で開催される青少年芸能交流事に青少年芸能団を派遣し、次世代の国際交流を図るとともに、鳥取県の知名度向上を図る。
- 派遣時期:2012年8月上旬 (4泊5日)
- 派遣人員:高校生15名程度、県2名(担当+交流員)
- 経費負担:中国国内の滞在費は原則吉林省負担。その他の費用は鳥取県負担。
- 行程
日にち | 内容 |
1日目 | 米子 → 仁川 |
2日目 | 仁川 → 長春 、青少年交流 |
3日目 | 文化芸能公演 |
4日目 | 青少年交流、 長春 → 仁川 |
5日目 | 仁川 → 米子 |
4 所要経費
(1)青少年交流団派遣 2,123千円
(2)標準事務費 850千円
【河北省との交流】
1 事業概要
河北省との友好交流を推進するため、青少年卓球交流団の派遣及び交流協議団の派遣を行う。
⇒ 河北省交流事業費 2,909千円
2 事業の目的・背景・効果等
本県と河北省は1986年の友好提携以来、各分野で交流をすすめている。
日中国交正常化の周年行事として、5年毎に「日中友好都市卓球交歓大会」が開催されており、本県と河北省は、毎回合同チームを結成して参加しており、来年の40周年大会にも同様に参加する。
⇒ (1)青少年卓球交流団の派遣
2011年度、河北省との友好提携25周年記念事業のトップ会談において話のあった交流事業の内容(マンガサミットへの参加等)について協議するため、交流協議団を派遣する。
⇒ (2)交流協議団の派遣
3 事業内容
(1)青少年卓球交流団派遣
北京で開催される日中国交正常化40周年記念「日中友好都市卓球交歓大会」に河北省と合同チームを編成して参加し、次世代の国際交流を図る。
- 派遣時期:2012年8月16日〜21日 (5泊6日)
- 派遣人員:選手2名、監督、県2名(担当+交流員)
- 経費負担:鳥取県負担
- 行程
日にち | 内容 |
8/16(木) | 関空 → 北京 (夕方ホテル集合) |
8/17(金)〜19(日) | 卓球交歓大会 |
8/20(月) | 表彰式、日中合同記念行事活動 |
8/21(火) | 北京 → 関空 |
- その他:主催者は日中友好協会、中日友好協会ほか。
(2)交流協議団派遣
- 派遣時期:2011年6月 4日間
- 派遣人員:課長、担当、交流員 計3名
- 経費負担:中国国内の移動は河北省負担。その他の費用は鳥取県負担。
4 所要経費
(1)青少年交流団派遣 839千円
(2)交流協議団派遣 標準事務費対応
(3)標準事務費 2,070千円
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
・吉林省とは2009年の15周年以降、毎年夏に青少年芸能団を派遣し、芸能パフォーマンス公演、青少年交流を行っている。(2009年は日中韓、2010年は日中、2011年は日中韓ロ蒙から参加。)
・河北省とは今年10月に河北省で25周年記念事業を実施。これまでの交流を振り返るとともに、知事×省長会談で今後の各分野での更なる交流推進を話し合った。
・日中国交正常化の周年行事として、5年毎に北京で開催される「友好都市卓球交歓大会」に、本県と河北省は毎回合同チームを結成して参加している。
これまでの取組に対する評価
・青少年交流では、芸能・卓球などの専門分野での交流はもちろん、食事や文化・生活の違いを肌で感じ、青少年の国際交流理解に貢献。次世代の国際交流を担う人材育成の一助にもなっている。
・河北省とは25周年記念事業で、知事団・議会団の他、青少年書道団・ゲートボール団・民間交流団が訪中し、各交流事業を実施。交流を深めるとともに、鳥取県の知名度向上を図った。
・これまでの交流の積み重ねにより、徐々に両省での鳥取県の知名度は向上してきているが、今後は更に顔の見える交流を意識する必要がある。