現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成24年度予算 の 文化観光局の北東アジア3地域連携交流事業
平成24年度予算
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:企画総務費
事業名:

北東アジア3地域連携交流事業

もどる  もどる
(この事業に対するご質問・ご意見はこちらにお寄せください)

文化観光局 交流推進課 ロシア交流担当  

電話番号:0857-26-7240  E-mail:kouryusuishin@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
24年度当初予算額 6,487千円 6,437千円 12,924千円 0.8人 0.0人 0.0人
24年度当初予算要求額 6,487千円 6,437千円 12,924千円 0.8人 0.0人 0.0人
23年度6月補正後予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:6,487千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:6,487千円

事業内容

1.事業概要及び目的

(1)ロシア沿海地方において、鳥取県、江原道、沿海地方の青少年が参加するバドミントン交流大会を実施する。また、環日本海定期貨客船を「青少年の船」として、鳥取県、江原道、沿海地方の青少年芸能団が乗船し、寄港地周辺及び船内において公演及び交流行事を実施する。

    (2)このことにより、3地域の青少年同士の交流を促進するとともに、北東アジア地域に住む幅広い地域の人々に対して、環日本海定期貨客船が「友好を育み、地域をつなぐ」共通の交通・交流基盤であることを知ってもらい、本貨客船の利用促進及び北東アジア地域間の友好促進を図る。

2.背景

 「北東アジア大交流時代」に向けて鳥取県と友好交流関係にある韓国江原道、ロシア沿海地方との幅広い分野における活発な交流が期待されている。
(1)このような中、2010年7月、境港〜東海〜ウラジオストクの航路開設1周年を記念して第1回鳥取県・江原道・沿海地方青少年バドミトン交流大会を鳥取県で実施し、2011年9月には江原道で第2回大会を実施。

→ これまでの江原道・沿海地方との協議により、本事業を各地域持ち回りで開催することを合意しており、2012年の第3回大会を沿海地方で開催する。【→3.(1)】

(2)また、2011年3月ロシア沿海地方行政府から各地域(鳥取県、江原道、吉林省)に対して、環日本海定期貨客船の利用促進、北東アジア地域の青少年交流発展のため、本事業を実施したいとの提案あり。本提案は、2010年5月に署名された「鳥取県・江原道・沿海地方定期航路発展に関する覚書」の枠内で議論されている航路活性化の具体的提案の一つとして位置づけられることから、鳥取県も参加して、2011年9月実施(2011年6月補正予算対応)。なお、日程の都合上、江原道、吉林省は不参加であったが、韓国釜山市から参加あり。

→ ロシア沿海地方としては、今年の結果を踏まえ、来年も同様の事業を実施したい意向を有している。【→3.(2)】

 

3.事業内容

(1)鳥取県・江原道・沿海地方による青少年交流事業
 ・時期:2012年10月頃(5泊6日)
 ・対象:鳥取県・江原道・沿海地方の青少年(各地域15名程度)
 ・場所:ロシア沿海地方
 ・交流分野:青少年バドミントン交流

(2)北東アジア地域「青少年の船」交流事業
 ・時期:2012年8月下旬から9月上旬まで(予定)
 ・鳥取県団:県内高校郷土芸能部(約20名)
 ・行事内容:
  各地域青少年芸能団が環日本海定期貨客船の最寄港からそれぞれ乗船。寄港中の時間を利用して、各地域において全団が参加する芸能公演を実施。また、航海中は、船内において各地域の紹介、意見交換会などの交流行事を実施する。
※今年参加した韓国釜山市は来年も参加の意向を表明してるため、韓国からは江原道と釜山市の2地域から参加する可能性あり。

4.経費負担の考え方

(1)鳥取県・江原道・沿海地方による青少年交流事業
 ・沿海地方内での滞在諸経費、交流経費 → 沿海地方

 ・沿海地方到着までの経費(往復渡航費等) → その他の地域(鳥取県、江原道)

(2)北東アジア地域「青少年の船」交流事業

・各地域の青少年芸能団の派遣経費 → 派遣元の地域

・各寄港地での青少年芸能団の滞在・移動費、公演に係る諸経費 → 貨客船寄港地を有する各地域(鳥取県、江原道、沿海地方)

5.所要経費

6,487千円
【内訳】
・青少年バドミントン団派遣に係る特別旅費 2,533千円
・青少年芸能団派遣に係る特別旅費 1,337千円
・標準事務費 2,617千円

これまでの取組と成果

これまでの取組状況


【鳥取県・江原道・沿海地方による青少年交流事業】
●2010年7月に環日本海定期貨客船就航1周年を記念し、鳥取県と友好交流のある韓国江原道、ロシア沿海地方による青少年バドミントン交流を鳥取県で実施し、2011年9月には第2回を江原道で実施。

【北東アジア地域「青少年の船」交流事業】
●8月31日から9月9日まで、北東アジア地域「青少年の船」交流事業を実施。鳥取県からは県立米子白鳳高校郷土芸能部17名、韓国からは釜山市の子供オーケストラ団35名、ロシア沿海地方からは子供バレエ団29名が参加。

●本事業中、米子市淀江文化センターにおいて「とっとり国際こども芸能まつり」を開催し、各団公演。米子白鳳高校は「淀江さんこ節」を披露。また、ロシア・ウラジオストク市内の劇場においても同様に公演を行った。なお、航海中の船内においても交流を行った。

これまでの取組に対する評価


【鳥取県・江原道・沿海地方による青少年交流事業】
●従来、二者間(鳥取県と江原道、鳥取県と沿海地方)で行われていたバドミントン交流を三地域合同で実施することにより、コスト削減に繋がった。また三カ国の青少年同士の交流を促進することができたと同時に、将来、鳥取県と江原道、沿海地方の交流の懸橋として貢献してくれる人物を育成することが期待できる。

【北東アジア地域「青少年の船」交流事業】
●環日本海定期貨客船を利用して、各地域の青少年が各地域の文化・風俗を見聞しつつ、それぞれの地域の芸能を披露しながら同じ時間を過ごすことで、効果的かつ効率的に交流を深めるとともに、北東アジア地域の未来を担う一員であるという自覚を促すことができた(このことは米子白鳳高校生徒の感想文からも窺える。)。

●本行事は2012年のAPECサミット開催地である沿海地方の知事夫人の発意により、サミットプレ行事として開催されたもの。鳥取県として沿海地方行政府が主催する本事業に参加したことは、ロシアにおけるアジア太平洋地域の窓としての発展を遂げつつある沿海地方における鳥取県の存在感を高めることに非常に効果があった。

●環日本海定期貨客船を利用して3地域の青少年芸能団が各地で公演するという初めての試みを成功できたことは、この貨客船を利用した交流の可能性を広げるものとなった。

工程表との関連

関連する政策内容

友好交流地域との国際交流の積極的な推進

関連する政策目標

既存の地域間ネットワーク及び本県が持つ地勢的優位性を活かすべく戦略的な連携を構築


財政課処理欄

  北東アジア地域「青少年の船」交流事業については、平成24年4月に開催の北東アジア地方政府サミットや、これに先駆けて開催の実務代表者会議の機会を捉え、実施の方向性を十分に調整することとし、事業実施にあたっては、執行協議とします。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 6,487 0 0 0 0 0 0 0 6,487

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 6,487 0 0 0 0 0 0 0 6,487
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0