1 事業概要
道路占用台帳システムは、県管理の道路における占用物件の情報を管理し情報検索を迅速化するものである。
このシステムへの入力作業については毎年更新する情報が膨大であり、入力作業に相当な労力がかかるため、この作業への人員配置により業務の効率化を図るものである。
平成22年度からデータベース化を実施するためシステムの構築を行ってきていたが、平成23年度に完成することとなった。
平成22年度から情報入力を行っているが、データベースの完成が平成23年度になってしまったことにより、平成23年度中に完了する予定である。
平成23年度中には申請書類の図面等の情報をスキャナで取り込んでデータベースへの添付作業が可能となる予定であるので、占用物件を完全にデータベースで把握し、占用手続きの適正化を図るため人員を配置するものである。
2 事業内容
1.占用物件・許可期間等の情報についてデータベースに入力済みの情報と紙台帳の情報との照合を行う。
2.紙台帳で管理していた情報との照合により、更新漏れ案件をチェックする。
3.申請図面等占用関係の図面をスキャナで取り込みシステム(データベース)に添付する。
3 事業実施期間
平成24年4月 〜 平成25年3月
4 事業の効果
1.占用手続きの必要な案件を把握することにより、占用料の徴収漏れや不法占用の解消に役立つ。
2.更新漏れをふせぎ、公平・公正な許認可の事務処理に寄与する。
3.占用物件の最新情報がシステムに反映されることにより、道路管理者・他の占用予定者が工事を行う際に工事予定地における占用物件の情報把握が容易となる。
5 必要経費(内訳)
【所要経費】
1,906千円
内訳
非常勤職員報酬 @114,800円× 1名×12ヶ月≒1,378千円
通勤割増 @ 15,000円× 1名×12ヶ月≒ 180千円
共済費 (1,378千円+180千円)×155.97
÷1000≒ 244千円
PCリース料 @ 8,610円× 1台×12ヶ月≒ 104千円