事業名:
山陰海岸世界ジオパークネットワーク推進事業
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文化観光局 観光政策課 山陰海岸世界ジオパーク推進室
トータルコスト
|
事業費(A) |
人件費(B) |
トータルコスト (A+B) |
正職員 |
非常勤職員 |
臨時的任用職員 |
24年度当初予算額 |
30,666千円 |
31,379千円 |
62,045千円 |
3.9人 |
0.0人 |
0.0人 |
24年度当初予算要求額 |
11,622千円 |
0千円 |
19,422千円 |
0.0人 |
0.0人 |
0.0人 |
23年度6月補正後予算額 |
7,800千円 |
25,562千円 |
33,362千円 |
3.2人 |
2.0人 |
0.0人 |
事業費
要求額:11,622千円 (前年度予算額 7,800千円) 財源:単県
政策戦略査定:計上 計上額:11,622千円
事業内容
1 事業概要
○世界ジオパークネットワークに加盟した山陰海岸ジオパークについて、教育面での活用やツーリズムの推進などの観光面等での活用に繋がる事業等を山陰海岸ジオパーク推進協議会と連携して推進する。
○関西広域連合においても、山陰海岸ジオパークの認知度向上のためのトッププロモーションや訪日観光対策の事業を進める。
2 背景・経緯
○山陰海岸ジオパークは、平成22年10月の世界ジオパークネットワーク加盟後、地域において教育や観光活用に向けて様々な取り組みが始まりつつある。
○その結果、観光入り込み客数の増加など一定の効果があるものの、ジオパークそのものの認知度の低さや活用の取り組みがすすんでいないことなどから世界ブランドの強みを生かし切れていない状況。
○特に、ジオサイトとしての魅力をいかに観光魅力として発信するかが今後の大きな課題となっているほか、山間部のジオスポットなど、地域の魅力の掘り起こしや活用がすすんでいない地域もある。
○今後、山陰海岸ジオパークの地域をさらに活性化させるために、他のジオパーク地域の連携やトッププロモーションによる認知度の一層の向上と、地域における新たな資源の掘り起こし、観光活用を推進する。
3 事業内容
(1)単独事業 (単位:千円)
項 目 | 内 容 | 要求額 |
政策戦略事業 | ジオパーク女子旅モニター旅行
【新規】 | 女性のソーシャルメディア利用者を対象に、ジオパークを楽しむ企画提案型の個人旅行モニター旅行を実施(春夏版、秋冬版の2回募集)
・女性ならではの提案や独自性の高いジオパーク旅行企画を募集
・選考された企画は、実際の旅行の感想や写真などをウェブサイトに掲載
(賞金:5万円×20企画×2回)
・審査会2回 | 2,272 |
県外でのPR【新規】 | 列車広告等を活用して山陰海岸ジオパークの更なる魅力発信を図る。 | 1,250 |
隠岐ジオパークとの連携【新規】 | 山陰海岸ジオパーク、隠岐ジオパークの両ジオパークを周遊するモデルコースの提案や、ツアー造成の働きかけ(県観光連盟に委託し、旅行会社に対し広告費の一部を補助)、共同事業・PR等を行う。 | 1,100 |
山陰海岸ジオパーク魅力活用総合補助金
【拡充】
※「山陰海岸ジオパーク案内板整備補助金」、「山陰海岸ジオツーリズム振興補助金」を統合し、様々な取り組みを一元的に支援 | 補助対象事業に下記の経費を追加
・眺望地点等の景観改善に要する(樹木の伐採等)経費
・ボランティアガイドの育成に関する経費
・多言語化対応に要する経費
・パンフレット、チラシ等広報ツールの改良に要する経費
(前年度対象事業)
・産業振興につながる事業
・ジオツーリズムの振興につながる事業
・普及・啓発の推進につながる事業 等 | 7,000 |
(2)世界ジオパークネットワーク連携事業(山陰海岸ジオパーク推進協議会負担金)
・第5回ジオパーク国際ユネスコ会議におけるPR、山陰海岸ジオパーク現地視察の実施
・第4回アジア太平洋ジオパークネットワーク(APGN)シンポジウムの開催誘致活動
(3)海外トッププロモーション等(関西広域連合負担金:企画課要求)
関西広域連合の広域観光・文化振興局において、山陰海岸ジオパークの海外トッププロモーションや広域観光ルートのPR活動等の事業を実施
4 参考(一般事業での要求内容)
(1)単独事業 (単位:千円)
項 目 | 内 容 | 要求額 |
ア 広域観光に関する事業 |
旅行会社商品造成推進委託【継続】 | 県外旅行会社職員の現地招致経費を(社)鳥取県観光連盟に委託する経費 | 2,500 |
山陰海岸ジオウオーク補助金【継続】 | エリア全域で実施するウオーキング大会のうち、県内で実施されるウオーキング大会への補助(補助率:定額) | 1,500 |
イ もてなしの向上に関する事業 |
電動アシスト自転車管理業務委託【継続】 | ジオパークエリア内のアクセス向上を図る電動アシスト自転車の貸し出しを委託(委託先:岩美町観光協会)
※利用料収入で維持管理するため県の委託料は不要 | 0 |
外国人対応等ガイド職員の配置【継続】 | 砂丘事務所、山陰海岸学習館に専任の職員を配置(英語対応) | 5,004 |
ウ 県内外でのPRに関する事業 |
鳥取空港電照看板掲示【継続】 | 山陰海岸をPRするため、鳥取空港内に電照看板を引き続き掲示 | 1,260 |
ジオパークラッピングバス運行【継続】 | 大阪・神戸線及びエリア内を走る路線バスにジオパークのラッピングを行い県内外へ広くPR
※バス会社の協力により県負担なし | 0 |
鳥取砂丘検定の実施【拡充】 | 鳥取砂丘検定実行委員会に対し負担金を交付(補助率:定額)
※「上級」(仮称)新設予定 | 600 |
児童・生徒によるジオパーク発表会の開催【継続】 | 小中学校の児童・生徒が行うジオパーク研究の発表会を開催 | 130 |
その他 | 学術関係者で組織する鳥取分会運営費、及びフォーラム開催、チラシ印刷代等普及啓発経費 | 3,468 |
【廃止事業】
・山陰海岸ジオパーク写真コンクール
→山陰海岸ジオパーク推進協議会事業に移行
・旅行作家協会等現地招致
・教員を対象とした現地研修会の開催 | |
(2)山陰海岸ジオパーク推進協議会負担金
(要求額:4,582千円(前年度当初予算額:4,582千円))
協議会実施の想定事業(予算計上予定額 30,003千円)
○ジオパークフォーラムの開催
○ガイド養成講座、交流会の開催
○ジオパークの調査研究、環境学習の実施
○ジオパークフェスティバル、キャラバンの開催
○モニター旅行の実施
○スタンプラリーの実施 など |
これまでの取組と成果
これまでの取組状況
(年度別の推進経過)
平成18年度
◇山陰海岸国立公園但馬地域連絡会議で世界ジオパークネットワーク加盟に向けた組織を設立することを決定
平成19年度
◇山陰海岸ジオパーク推進協議会設立(7月)
平成20年度
◇日本ジオパークに認定(12月)
平成21年度
◇国内からの世界ジオパークネットワーク申請地域に決定(10月)
平成22年度
◇世界ジオパークネットワークへの加盟が認定(10月)
平成23年度
◇山陰海岸ジオパーク推進協議会を中心に、山陰海岸ジオパーク110kmウオーク、山陰海岸ジオパークスタンプラリー等エリア全域を対象としたイベントの開催が行われた他、当県としても、引き続き地元での取組に対する支援や、県内外でのPRを行った。
これまでの取組に対する評価
○世界ジオパークネットワークに加盟を果たし、県内を中心に認知度の向上が図られ観光客の入り込み客数、教育現場での活用等少しずつではあるが活用がはかられているところ。
○しかしながら、まだまだ国内外での認知度不足は否めないところであり、引き続き普及・啓発に取り組んでいくととともに、広域観光ルートを設定し観光客に来て頂く取組が必要。
工程表との関連
関連する政策内容
広域連携の推進
関連する政策目標
他府県と連携してエリアとしての観光魅力を向上させ、国内外からの観光客誘致、滞在時間の延長を図る。
財政課処理欄
要求額の財源内訳(単位:千円)
区分 |
事業費 |
財源内訳 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
前年度予算 |
7,800 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
7,800 |
要求額 |
11,622 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
11,622 |
財政課使用欄(単位:千円)
区分 |
事業費 |
国庫支出金 |
使用料・手数料 |
寄附金 |
分担金・負担金 |
起債 |
財産収入 |
その他 |
一般財源 |
計上額 |
11,622 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
11,622 |
保留 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
別途 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |