事業目的
市街地等の「まちなか」における人口の減少、高齢化の進展、商店街の衰退等に伴う、買い物弱者の発生、交通不便、空き家の増加、災害時対応への不安、コミュニティ活動の停滞等の新たな課題に対応し、地域住民が安心して元気に暮らせる「まちなか」の実現を図る。
事業概要
実態調査によりまちなかの現状把握・課題抽出を行うとともに、有識者、関係機関、行政等による検討組織を立ち上げ、まちなか過疎・振興対策に係る施策化に向けた具体的な検討を行う。
(1)「まちなか生活実態調査(仮称)」の実施(3,000千円)
○調査目的
地域住民の生活実態等に関する調査を実施し、まちなかの現状把握、課題抽出を行い、まちなか対策に係る施策立案の検討材料とする。
○調査方法(想定)
・調査内容 住民を対象とした生活実態等に関するアンケート調査(サンプル調査)
・調査項目 買い物、通院、見守り等の状況など
・調査対象
<鳥取市・米子市>中心市街地活性化基本計画区域及び周辺地区
<倉吉市・境港市>中山間地域外で高齢化率の高い地区
・実施方法 シンクタンクへの業務委託
※調査項目、調査対象等は今後4市と協議しながら決定
(2)「まちなか対策推進会議(仮称)」の設置(453千円)
○メンバー
統轄監(座長)、関係部局長、関係総合事務所長等
○検討事項
・まちなか過疎・振興施策の検討・推進 等
※なお、関係課で幹事会(ワーキンググループ)を設置し、必要に応じて民間有識者等に参加していただき検討を進める
(年間5回程度)
※「鳥取県中山間地域振興推進会議」のイメージ
(3)「各地区まちなか対策協議会(仮称)」の設置(930千円)
○メンバー(東・中・西各地区15名程度)
学識経験者(大学等)、民間委員(住民代表、福祉関係、NPO等)、市関係課、総合事務所等
○検討事項
・各地域における課題・住民ニーズの把握
・地域の実情に即した施策の検討・提案 等
※「各地区中山間地域振興協議会」のイメージ