現在の位置: 予算編成過程の公開 の 平成24年度予算 の 農林水産部のいなばのジビエ開発普及事業
平成24年度予算
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:農林水産業費 項:農業費 目:農業総務費
事業名:

いなばのジビエ開発普及事業

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農林水産部 東部県民局 県民課地域づくり担当  

電話番号:0857-20-3655  E-mail:toubukenmin@pref.tottori.jp

トータルコスト

  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
24年度当初予算額 365千円 1,609千円 1,974千円 0.2人 0.0人 0.0人
24年度当初予算要求額 1,480千円 1,609千円 3,089千円 0.2人 0.0人 0.0人
23年度6月補正後予算額 0千円 0千円 0千円 0.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:1,480千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

一般事業査定:計上   計上額:365千円

事業内容

1事業目的

県東部各地で行われているジビエ(「猪肉」と「鹿肉」)活用の取り

    組みを、「いなばのジビエは最高連絡協議会」(仮称)により相互連

    携を強化し、「いなばジビエの里づくり」に向けて一体的なジビエの

    イメージアップや有効活用、消費拡大を促進する。

    ※ジビエ(仏:gibier)=主にフランス料理での用語で、狩猟によって

    食材として捕獲された野生の鳥獣のこと。

2現状・背景

○近年増加する有害鳥獣の被害を減らすために「個体数を減ら
す対策」が進められているが、ほとんどが処分され食肉として有効

利用されていない。

○整備されている獣肉解体処理施設(鳥取市2箇所.若桜町1箇

所)を東部一円で有効活用し、消費拡大と併せた獣肉の供給体制

づくりが必要となっている。

○猪肉・鹿肉の料理・加工品開発の取り組みは、業者やグループ

等で個々に行われているが、消費者にとっては獣肉を食する習慣

がないことや、高価であるため敬遠されがちである。

○一方捕獲される地域では、猪鍋や焼き肉で食べられており、ジビ

エ料理として売り出すには飲食店と連携した料理や加工品開発が

必要である。

○「とっとり因幡グリーンツーリズム推進協議会」が組織され、

グリーンツーリズムや森林セラピー、民泊等で地産地消を活かした

食の提供がされており、 ジビエの新たな活用の場として期待でき

る。

3事業内容

「いなばのジビエは最高連絡協議会」(仮称)へ補助を行い、下記の事業を実施する。(補助率10/10)

・ジビエ活用検討会〈30千円〉

・先進事例研修会〈100千円〉

・試食宣伝会〈600千円〉

・新商品開発にかかる補助〈750千円〉

4期待される効果

・県東部一円の連携組織結成による推進体制の強化
・ジビエのイメージアップによる消費拡大

・新商品開発による消費場面の多様化(農家民泊における利用・

土産品等)

5関係団体等一覧

・獣肉食肉加工組織等
   鹿野町(公) 若桜町(民) 鳥取市河原町(民)

・ジビエ料理提供店

   道の駅若桜桜ん坊、鹿野往来交流館、山紫苑、県庁食堂

   ジビエ料理に取り組む意向のある飲食店、加工業者

・ジビエ利用を検討したり、研究している団体

   鳥取大学食鹿椛隊、佐治町五しの里さじ地域協議会、

   智頭町森林セラピー推進協議会

・関係機関

   若桜町、八頭町、智頭町、鳥取市、商工会、

   県関係機関(生産振興課、食のみやこ推進課)、

   食品加工研究所 


これまでの取組と成果

これまでの取組状況

【平成21年度まで】
1 有害鳥獣の農林被害防止対策
・鳥取県鳥獣被害総合対策事業(単県、国事業)の取組み
・鳥取地区鳥獣被害対策協議会において、東部管内の鳥獣関係機関で協議会及び研修会を開催
・イノシシ等被害防止相談窓口を設置し、農家等からの農林被害に対する相談対応

2 有害鳥獣肉のPR
・イベント等でイノシシ肉等を調理(鍋、汁等)して提供、販売(鳥取市)


【平成22年度】
「因州しし肉」試食・意見交換会の開催(鳥取県猪鹿肉流通モデル事業)
・試食者計64名の参加(関係者含め約80名)
・イノシシ肉の料理13品を提供
  (ボタン鍋、肉包みご飯、ステーキ、ワイン煮など

【平成23年度】
鳥取大学調理クラブの学生を中心とした団体・食鹿椛隊(しょっかーもみじたい)により鹿肉を用いた加工品(鹿肉まん)の開発、試食会の開催
(食のみやこ鳥取県づくり支援交付金・特別枠 250千円)

これまでの取組に対する評価

【平成21年度まで】
1 有害鳥獣の農林被害防止対策
・現在有害捕獲されたイノシシは食用としての流通は少なく、有害捕 獲は奨励金が貰えると いうメリットしかない。
・有害鳥獣肉を食肉として利用したいという要望があるため、脱捕獲奨励金を目指すためのシステム作りとして、モデル的に県・市が誘導支援する必要がある。

2 有害鳥獣肉のPR
・鳥獣肉は入手しにくく、取り扱う料理店等も少ないため一般的に普及していない

【平成22年度】
参加者の反応は良好であり、しし肉の消費拡大を進めてほしいという声が聞かれた。



【平成23年度】
4種類の鹿肉まんが提供された。味については好評を得たが、価格設定や完成度を上げることが課題。

工程表との関連

関連する政策内容

地産地消の推進

関連する政策目標

食のみやこを担う取り組み団体への支援


財政課処理欄

 ジビエのイメージアップによる消費拡大の受益者である実施主体も一定の負担をすべきであることから補助率は1/2とします。関係市町村なども巻き込んだ取り組みとしてください。なお、新商品開発に係る補助金は、ジビエだけを特別に支援する理由がありませんので、食のみやこ鳥取県推進事業(魅力ある商品づくり事業)など他の事業の活用を検討してください。

要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 1,480 0 0 0 0 0 0 0 1,480

財政課使用欄(単位:千円)

区分 事業費 国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
計上額 365 0 0 0 0 0 0 0 365
保留 0 0 0 0 0 0 0 0 0
別途 0 0 0 0 0 0 0 0 0