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平成24年度予算
当初予算 一般事業(公共事業以外)  一般事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:計画調査費
事業名:

鳥取方式の芝生化促進事業

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未来づくり推進局 鳥取力創造課 人材ネットワークづくり担当  

電話番号:0857-26-7070  E-mail:tottoriryoku@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
24年度当初予算要求額 34,801千円 8,046千円 42,847千円 1.0人 0.0人 0.0人
23年度6月補正後予算額 37,089千円 7,988千円 45,077千円 1.0人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:34,801千円  (前年度予算額 37,089千円)  財源:単県 

事業内容

1 目的

(1)グラウンド芝生化の効果

     校庭・園庭等を芝生化することで様々な効果があると言われる。

     (例)屋外活動の推進による体力増強、子どもの情緒安定温暖    化緩和

    (2)鳥取方式の芝生化の特徴
    方式
    特徴
    用途
    従来型・高価、維持管理が難しい=専門業者が施工・管理
    ・成長が遅く長い養生が必要
    庭園・ゴルフ場等
    鳥取方式・安価、維持管理が容易=使用者が施工・管理
    ・成長が早く養生が不要
    ・NPO、使用者(地域)、行政が連携して取り組む
    幼保学校・スポーツグラウンド゙等

    (3)目的・方針


      ア 次世代を担う子どもをはじめ、より多くの県民が芝生を楽しめる環境を整備し、県民の健康・健全な生活を導く。

      イ 「鳥取方式」の芝生化は、知識・ノウハウを保有するNPOと県民・行政が連携する、「協働」のモデル的事例であるため、これを推進し、「協働」の取組みの拡大を図る。

      ウ 「鳥取方式」の芝生化は、画期的な芝生化手法として全国から注目されており、芝生化の先進地として全国にPRすることで、鳥取県の認知度向上を図る

2 課題と対応

課題
対応
芝生グラウンドへの理解不足(高価、手間がかかる、立ち入りできない等)

全国へのPRが必要
行政、学校・幼保関係者等、芝生化の鍵となる方に向けた視察・説明会等を開催、PRイベントの開催
→3−(1)
幼保園庭の芝生化
広がりつつあるが、不十分(芝生化率47%
目標:芝生化率65%(H27年度)
(芝生化を後押しする支援が必要)
補助事業を継続(公立分も対象に)
→3−(2)−@、B
小学校校庭芝生化
進んでおらず不十分(芝生化率18%
目標:モデル創出12校(H27年度)
ただし全面+スプリンクラー導入事例はなく、モデル創出が必要
モデル校創出のため、補助事業を拡充
→3−(2)−A、B
県有施設の芝生化促進
及び県一体的な芝生化(芝生化事業全体をとりまとめ協働を推進することが必要)
プロジェクトチームでの芝生化促進
→3−(3)
県有施設の芝生化促進
→3−(4)

3 事業内容、事業費内訳

(1)全国・県内への情報発信、普及啓発(継続)              ・・・・・・【1,400千円】

 @(継続)鳥取方式の芝生化を促進するイベントの開催


    ・目的:全国に「鳥取方式」の芝生化をアピールするとともに、県内の取り組みを促進する契機とする。
    ・経費:実行委員会への補助 1,200千円   
    ・時期、場所:平成24年秋
    ・内容:芝生化地の視察、事例発表、パネルディスカッション等
    ・実施体制:鳥取青年会議所等の民間団体と連携して開催

 A(継続)市町村や学校、施設関係者向け視察・セミナー開催

    ・目的:校庭・園庭の芝生化に向けては、幼・保・小学校関係者や行政関係者の理解が不可欠であるため、セミナー、現地見学会も交えて芝生化への理解を促進する。
    ・経費:講師への謝金、旅費 200千円
    ・時期、回数:平成24年9月、3回
(2)芝生化の支援(改正・継続)・・・・・・・【32,178千円】
○私立保育所・幼稚園及び小学校を対象に、鳥取方式の発祥の地にふさわしい芝生化に取り組むものへの支援を行う。
@(改正)保育所・幼稚園の園庭芝生化補助
(補助率10/10) @1,000千円×10園=10,000千円
項目
H23年度予算
H24年度要求
私立財源安心子ども基金財源単県(安心子ども基金は国の予算措置未定)
予算額20,000千円
補助制度(10/10)上限1,000千円X20予算額10,000千円
要求課鳥取力創造課補助制度(10/10)上限1,000千円X10
(1,000/uX1,000uX10)
<目安:1,000千円=平均的な幼保園庭1,000uを芝生化可能>
公立財源安心子ども基金
予算額37,000千円
補助制度(10/10補助)上限なし要求課鳥取力創造課
(公立分も合わせて要求)
要求課子育て応援課

A(改正)小学校校庭芝生化モデル創出補助
  (補助単価1,000円/u) @7,000千円×3校 =21,000千円
H23年度予算
H24年度要求
財源単県財源単県
予算額10,500千円 (実績なし)予算額21,000千円
補助制度500/uX7,000uX3補助制度1,000/uX7,000uX3
<目安:1,000/u平均的な小学校校庭7,000uの芝生化の2/3を補助>
補助対象市町村補助対象市町村・維持管理団体
要求課鳥取力創造課要求課鳥取力創造課

B(継続)保育所・幼稚園・小学校(合計13箇所)の指導助言
    (GSTに委託)            =1,178千円

(3)プロジェクトチームでの芝生化促進(継続)・・【600千円】
○庁内関係課に加えGSTが技術アドバイザーとして参画したプロジェクトチームにおいて、鳥取方式の芝生化の推進に部局横断的に取り組む。
・GSTへの年間アドバイザー契約料 600千円

(4)県施設での芝生化の推進(継続)・・・・・・【363千円】 
○GSTと連携して県施設での芝生化に積極的に取り組み、初期投資、維持管理費を含め最適な芝生化の導入手法を検討。
・新規施設の現地調査経費(GSTに委託)   363千円

これまでの取組と成果

これまでの取組状況

平成21年9月補正予算では緊急的に取り組む必要のある普及啓発に取り組むとともに、県施設が率先して芝生化に取り組む体制を整えた。平成22年度当初予算においては、保育所・幼稚園の園庭芝生化の支援及び小学校の校庭芝生化モデル事業に取り組むこととした。
平成22年度9月補正予算では、鳥取方式の芝生化を全国に展開するための組織の立ち上げを支援した。
平成23年度は22年度に引き続き幼稚園保育園、小学校の芝生化及び広報、プロジェクトチームによる全庁的芝生化促進に取り組んだ。

これまでの取組に対する評価

<幼稚園・保育園の芝生化>
平成22年度は公立・私立合わせて37園、平成23年度は公立・私立合わせて28園を芝生化し、芝生化率は47%となる等、一定程度の広がりつつある。しかし、芝生の園庭で生活できる子どもは半数に満たず、さらに園庭の芝生化を促進する必要がある。

<小学校の芝生化>
平成22〜23年度、小学校芝生化モデル事業補助金の申請実績はなく、(財)鳥取県体育協会の低額補助を用いた試験的な芝生化が年数件あったのみ。(芝生化率18%。ただしスプリンクラーを備え、全面を芝生化した事例はなし)。県内に「鳥取方式」の校庭芝生化モデルを創出し、他校への波及を図る必要がある。

<啓発・PR>
県庁内においてNPOとの連携のもと芝生化の促進に取り組む体制は構築されつつあるが、特に市町村・教育現場における理解にばらつきがある。
→啓蒙活動による理解促進が必要。

工程表との関連

関連する政策内容

鳥取方式による園庭・校庭等の芝生化の推進、全国へのPR

関連する政策目標

幼稚園・保育所・小学校の園庭・校庭の鳥取方式による芝生化を推進する。平成26年度までに幼稚園・保育所の45%を芝生化する。





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 37,089 0 0 0 0 0 0 25,366 11,723
要求額 34,801 0 0 0 0 0 0 0 34,801