平成24年度〜平成29年度(基金の精算は平成30年度)
※事業終了後、余った基金を負担割合に応じて県に返還する。
(1)県内酪農を取り巻く環境の悪化により、10年後には農家戸数、成牛頭数はそれぞれ▲40戸、▲2,000頭となり生乳生産量も現状の58,000tから48000tと大きく減少する見込み
(2)大山乳業農協等酪農に関連する業務に関わる雇用者は約700人であり、このまま生乳生産量が減少すると雇用に大きく影響することは必至
(3)大山乳業農協は県内唯一の酪農組合であり、そのブランドである「白バラ牛乳」ブランドは関西圏のみならず首都圏でもその味、安全性の面から大いに支持されている
(4)「白バラ牛乳」ブランドで鳥取県をPRするために、アイスクリーム等の乳製品を活用して県内各地の農産物の売り込みやロシア・中国等への輸出により更にブランドを広げていく上で、生乳生産量の落ち込みは致命的
(5)そこで県、大山乳業農協と有識者で「やらいや酪農プロジェクト」を立ち上げ、鳥取県酪農振興プログラムをつくり、県内の今後の酪農のあり方やブランド化の強化について検討しているところ