これまでの取組と成果
これまでの取組状況
1 メール相談・相談電話等の広報・周知について
・広報紙「夢ひろば」や「県政だより」に県教委相談窓口として掲載
・家庭・地域教育課「子育てホットライン」カードに、教育相談電話
番号を掲載
・教育相談課業務内容チラシを電子媒体で幼保園〜高校に送付
・県内公共施設等にチラシの設置依頼
・PTAや各種研修会・校長会等でチラシを配布
・新聞折り込み紙(H23.10県広報課)に県相談窓口として掲載
等々
2 連絡会議の開催について
・年1回開催
・メンバー:県教委関係課・教育局、県企画部
3 「24時間いじめ相談電話」について
(1)平成14年度から県教育センター教育相談課に開設した
「いじめ110番」を利用。
・月〜土曜日 8:30〜17:15は教育相談課職員が対応
・上記以外の平日夜間・休日等については、携帯電話に転送し、
関係部署の指導主事等が輪番制で対応
(2)(1)の体制で平成19年2月1日より試行、同年4月1日より本格 実施(平成24年度で6年目)
これまでの取組に対する評価
1 メール相談について
(1)メリット
・携帯電話等、身近で利用しやすいツールとなっている
・電話で話すことが苦手な相談者や直接話すことができない相談 者にとっては有効
・対応側にとって、時間をかけて冷静に対応することができる
(2)デメリット
・文字だけの情報では、相談内容の真偽や深刻さの判断が
難しい
・対応に必要な情報が得られにくく、適切な対応時期を逃して
しまう恐れがある
・回答内容が記録に残ることから、慎重な対応を求められる
2 「24時間いじめ相談電話」の運営における問題点
・単一の学校種しか経験のない指導主事等では、不特定(年齢、 学校種)の子どもへの対応は、教育相談の専門性として十分と
は言えない。
・対応者への研修も実施しているが、自殺念慮者に対応できる
ような相談対応を深く学ぶことは困難
・通勤途中の自家用車内や家庭での入浴中等には、コールに対
して適切に対応できていないのが実態である。