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平成24年度予算
当初予算 一般事業(公共事業以外)  政策戦略事業要求      支出科目  款:総務費 項:企画費 目:計画調査費
事業名:

ボランティア・市民活動推進事業

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未来づくり推進局 鳥取力創造課 協働担当  

電話番号:0857-26-7070  E-mail:tottoriryoku@pref.tottori.jp
  事業費(A) 人件費(B) トータルコスト
(A+B)
正職員 非常勤職員 臨時的任用職員
24年度当初予算要求額 9,772千円 22,529千円 32,301千円 2.8人 0.0人 0.0人
23年度6月補正後予算額 0千円 0千円 0千円 2.8人 0.0人 0.0人

事業費

要求額:9,772千円  (前年度予算額 0千円)  財源:単県 

事業内容

1 背景及び事業の目的

(1)ボランティア・市民活動の総合的な支援体制の必要性

    ○鳥取県はボランティア行動者率日本一の県であり、これまで地縁団体における活動を中心に積極的なボランティア活動を展開してきた。例えば、昨冬の大雪の際、多くのボランティアが救いの手を差し伸べ、その名に恥じぬ活動を行った。

    ○ボランティアの派遣、受入れ、コーディネートにおいては、地域づくり団体、NPO、ボランティアの中間支援組織などがその役割を担っており、これらの団体を総合的・継続的に支援することがボランティア活動の推進には必要不可欠である。しかしながら、県にはこれを果たせる機関が存在せず、その体制整備が急務となっている。

    ○また、県や県内のボランティア活動の中間支援組織は、それぞれ関連する範囲でしかボランティアをしたい者(団体)やボランティアを求めている団体を把握できておらず、広くボランティア活動を促進するための十分なコーディネート業務に繋がっていない。

    ○今後、県のボランティア活動をさらに推進するため、鳥取県において、ボランティア情報のデータベースである「総合ボランティアバンク」のみならず、ボランティア団体のネットワーク構築などを図る「総合ボランティアセンター」も設置することが重要である。

    ※なお、市民活動団体の支援については、平成23年度より「新しい公共支援事業」において実施しているが、当該事業は平成24年度までの2年間の事業となっており、平成25年度以降の支援のあり方を検討する必要がある。


    (2)企業の社会貢献活動の推進
    ○30〜40代の世代のボランティア行動者率は他の世代と比較して相対的に低い状況にある。更なるボランティア活動推進に向けて、これらの層への働きかけが必要であると、今年度開催しているボランティアシステム検討PTメンバーからも意見があったところ。

    ○県内には、市町村社会福祉協議会などにボランティアセンターが設置されているものの、企業の社会貢献活動については、現在、活動を総合的にサポート・支援する体制が整っていない。また、社会貢献活動を行いたいが実施に至っていない企業数や、活動へ踏み出せない要因・課題等の実態把握も行えていない。

    「総合ボランティアセンター」の設置に向けて、平成24年度中に潜在的に活動意向がある企業の活動の後押しや支援体制等に係る準備や取組みを行う必要がある。

2 事業概要

事業内容
要求額
(1)総合ボランティアバンクの設置
 ボランティア情報を探す側が県全体で横断的に関連情報を検索でき、また、ボランティアを求める側が広く募集することを可能とするため、ボランティア情報のデータベースである「総合ボランティアバンク」を整備する。
・平成23年度のボランティアシステム検討PTにより検討された機能を元に開設。(第1段階)
・平成24年度にも引き続き検討し、段階的に機能拡充する。(第2段階)
4,160千円

(内訳)
・ウェブサイト構築に係る委託費4,133千円
・受託団体選考に係る審査会開催経費27千円
(2)総合ボランティア・市民活動センター(仮称)について検討
 平成25年度に総合ボランティア・市民活動の総合的な支援体制を整備するため、今年度開催しているボランティアシステム検討PTをベースに、関係者との合意形成を図りながら、より具体的な機能等の検討を行う。
 検討委員会はさらに以下の通り3つのワーキンググループ(以下、WG)に分け、より専門的な内容についてそれぞれ検討を行う。
 T 総合ボランティアバンク検討WG
 U 総合ボランティアセンター検討WG
 V 市民活動センター検討WG
1,915千円

・委員会開催に係る経費 等

報償費: 856千円
特別旅費:1,059千円
(3)企業の社会貢献活動コーディネート検証モデル事業 
〇内容
 社会貢献活動を行いたいが活動実施に至っていない県内企業を対象として、モデル的にボランティアコーディネーションを行い、それらの成果をもとに課題や効果的な手法等の検証を行う。(4件程度)

〇方法
 ボランティアコーディネートのノウハウを持つNPO団体等への委託事業として実施

〇事業期間
 平成24年度(1カ年モデル事業)
  
〇成果
ボランティアコーディネーションのノウハウの取得
・コーディネーション事例を総合ボランティアバンク(平成24年度開設予定)にも掲載することにより、さらなる企業の社会貢献活動の掘り起こしとボランティア活動の推進
平成25年度に開設する総合的なボランティアの支援体制への展開
3,447千円

(内訳)
・事業委託費3,420千円
・受託団体選考に係る審査会開催経費 27千円

標準事務費

要求額:250千円

工程表との関連

関連する政策内容

・NPO・ボランティア活動の促進・支援
・元気なシニア人材の長年培ってきた知識・経験・技能などを活用し地域に還元

関連する政策目標

・総合ボランティアバンクを開設するとともに、県民のボランティア参加を促進する。
・とっとりシニア人財バンクを開設する。





要求額の財源内訳(単位:千円)

区分 事業費 財源内訳
国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 一般財源
前年度予算 0 0 0 0 0 0 0 0 0
要求額 9,772 0 0 0 0 0 0 0 9,772