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平成24年度予算
9月補正予算 企業会計 (病院事業) 一般事業要求
事業名:

IVR−CT装置整備事業

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病院局 200001総務課   

電話番号:0857-26-7886  E-mail:zaisei@pref.tottori.jp

事業費

要求額:0千円    財源: 

事業内容

1 事業の概要

 H10年度に整備したIVR(※)装置が老朽化したため、本年度当初予算において、当該機器の更新について予算措置したところであるが、より安全な手技や止血など救急処置を可能にするCT装置(コンピュータ断層撮影装置)を備えたIVR−CT装置を整備することとしたもの。

    ※IVR…インターベンショナル・ラジオロジー(血管内治療)
     IVR−CT装置は、IVR画像とCT画像を見ながら体内にカテーテルや針を入れて行う新しい治療法で、手術を必要とせず、低侵襲性で、患部のみ正確に治療でき、入院期間も短縮できるなどの優れた特徴を持つ。

     【適用症例】

       外科的手術に耐えられない高齢者や状態の悪い進行がんを含めたがんの治療に広く応用されるほか、緊急状態 (大出血)からの救命や、血管などの閉塞あるいは動脈瘤に対する治療にも有効である。

2 事業の目的

IVR−CT装置の導入により、カテーテルを挿入した状態での血管撮影室からCT室への患者移送を行うことなく、血管撮影室だけで検査や治療を完結させることができるため、患者移送時の汚染リスクが解消されるとともに、診断、治療に要する時間の短縮が図られる等患者負担が軽減される。
  • IVR画像とCT画像の組合せによる3次元的情報が得られ、複雑な血管走行等を判定し、より正確で安全な手技が可能となる。また、鳥取県東部圏域の医療の質の向上が図られる。(県内では、鳥取大学附属病院と山陰労災病院のみ整備済み。)

  • 3 所要経費及び財源

    (1)機器購入費 86,100千円 
                               (単位:千円)
    区分
    金額
    財源
    補助金
    企業債
    内部留保
    CT装置部分
    86,100
    86,100
    0
    86,100
    0
    IVR−CTの見積額  189,000千円…@
      IVRの当初予算額  102,900千円…A
      差引            86,100千円…@−A

    ※機器購入は一般会計交付金の枠内で対応するため、新たな一般会計負担は生じない。

    (2)施設整備費 12,197千円
      (工事の概要)IVR-CT室整備・既存医療機器(骨塩撮影装 
            置、乳房X線撮影装置、X線テレビ装置)の移転

    (単位:千円)
    区分
    金額
    財源
    補助金
    企業債(※)
    内部留保
    設計委託費
    899
    工事費
    11,298
    12,197
    0
    12,100
    97

    ※企業債元利償還金の2分の1について、一般会計からの
      繰出しを要求する。

    4 主なスケジュール

    時期
    内容
    H24.10 設計委託、機器調達公告
    H24.12 機器契約
    H25. 1 工事契約
         3 工事完成、機器納入
          4 稼動
     





    要求額の財源内訳(単位:千円)

    区分 事業費 財源内訳
    国庫支出金 使用料・手数料 寄附金 分担金・負担金 起債 財産収入 その他 繰入金
    現計予算額 0 0 0 0 0 0 0 0 0
    要求額 0 0 0 0 0 0 0 0 0